第3のボールコーナーで各社の人気商品を手にする二木ゴルフ・蛭間さん

第3のボールコーナーで各社の人気商品を手にする二木ゴルフ・蛭間さん

 昨年末あたりから「第3のボール」という言葉が聞かれるようになった。飛距離特性を持つディスタンス系、コントロール性が高いアプローチスピン系という2つの性能を併せ持った「飛んで、止まる」ウレタンカバーのボールだという。大手量販店や各メーカーに特徴や売れ筋を聞いた。

 多くの客でにぎわう二木ゴルフ・アメ横本店。ボール売り場中央に「第3のカテゴリー!」というポップが躍る。ボール担当の蛭間直輝さんは「3月初めからこういうコーナーを設けました」と話した。
 「飛んで、止まる」はメーカーが何年も使っているフレーズだが、実際は、飛ばしに真価を発揮するディスタンス系と、方向性を出しやすいアプローチスピン系とに大きく分かれる。最近は軟らかいウレタンカバーが主流で、アベレージ向けに両方の長所を兼ね備えた「第3のボール」が出現し、人気を集めている。
 量販店最大手・ゴルフ5によるウレタンボールの最新販売数上位(別表)には、ともにトッププロの使用率が高い「プロV1シリーズ」や「Z―STARシリーズ」が並ぶ。だが、それらに次ぐ「クロムソフト」は、どちらかといえば一般向け。キャロウェイでは「第3の―」という分類に異を唱え「ディスタンス系ウレタンボール」と称しているが、軟らかくても初速をキープできるコアを開発したことで「飛んで、止まる」を実現したという。3月4日発売にもかかわらずランキングに入った「ゼクシオUX―AERO(エアロ)」も、コアに中心部が軟らかく外側へ硬くなる工夫を凝らすなどで相反する課題を両立させた。
 蛭間さんは「距離とスピンの両方とも、お客様が求める性能。第3のボールは購買層が30歳代から年配までと幅が広く、女性も多いです。飛ぶものを求めるお客様にも『(クラブフェースへの)食いつきがいいですよ』とスピン性能を挙げると、買われる方が多いです」と話す。ボール選びに迷う客には、使用クラブとの相性を考慮して勧めることもある。
 クラブは金銭的になかなか買い換えることができないが、ボールならそれが可能。技量や力をカバーしてくれれば、強い味方になる。第3のボールは自分に合うか、試す価値はある。

 ◇各社お勧めの「第3のボール」=〈1〉商品名〈2〉税別メーカー希望小売価格〈3〉セールスポイント〈4〉問い合わせ先
 ▽キャロウェイ 〈1〉クロムソフト〈2〉オープン(スポーツ報知調べ5400円)〈3〉アベレージの人が長いクラブで、いかにスピン量を抑えながら初速を出せるかを背景にコアを開発〈4〉TEL0120・300147
 ▽ダンロップスポーツ 〈1〉ゼクシオUX―AERO〈2〉8400円〈3〉飛距離や低く出てギュッと止まる高い性能を計測。風に強い弾道を実現した。パッケージも従来にないデザイン〈4〉TEL0120・653045
 ▽テーラーメイド 〈1〉プロジェクト(a)〈2〉オープン(スポーツ報知調べ3800円)〈3〉アマチュアのため開発。グリーン周りのコントロール性、コストパフォーマンスに優れる〈4〉TEL0120・558562
 ▽ブリヂストンスポーツ 〈1〉ブリヂストンゴルフ ツアーB V10〈2〉8400円〈3〉今月14日に新発売。V10史上最も軟らかく設計したコアによりアイアンで大きな飛びが得られる〈4〉TEL0120・116613

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