「ロングショットのプレッシャーから解放」をうたい文句にした革新的ユーティリティー「HI―877」がフォーティーン(本社・群馬)から発売され、好評だ。ウッド型とアイアン型を融合したハイブリッドクラブは「打ちやすい」と中、上級者に受けているが「全番手が8番アイアンの打ちやすさ」は本当なのか? 実際に千葉・山武グリーンCCで試してみた。

プレミアム・イエローが鮮やかなHI―877。フェース面をすっきり見せる効果がある

プレミアム・イエローが鮮やかなHI―877。フェース面をすっきり見せる効果がある


 ウッド型とアイアン型を融合したユーティリティーという「HI―877」は、旧来のイメージを残しつつも現代的な独特の形状をしている。ボディーカラーも、奇麗で鮮やかなプレミアム・イエロー(黄)だ。フォーティーンの池田純広報担当によると「白や黒、銀色などいろいろ試したが、難しく感じさせず、なおかつフェース面をスッキリ見せられる色」という理由でこの色になったそうだ。

 

5アイアン相当のロフト角24度のモデル。ソール幅はトウ、ヒール側を絞り振り抜けが良い

5アイアン相当のロフト角24度のモデル。ソール幅はトウ、ヒール側を絞り振り抜けが良い

 高強度合金の中空構造ヘッドはセンター部分がやや幅広だが、トウとヒール部分を絞り込んでウッドのイメージを残している。それが色合いと相まって確かに構えやすい。ロフトが5アイアン相当の24度のクラブを振ってみたが、中調子のシャフトはしっかりしていながらヘッドが利いているという感触が手に残った。

 

 中空ヘッドと肉薄カップフェースにすることで高反発、深重心となり、通常のロングアイアンに比べて球が上がりやすく、ミスヒットに強くなった。実際に打ってみたが、打球は高めの弾道で力強く、真っすぐに飛んだ。宣伝文句に違わぬ打ちやすさだった。

 

 アイアンは重心深度が浅いので、ロング番手はどうしても球が上がりにくく飛距離も落ちるなどの弱点があった。そんな実情を解消しようと生まれたのが、この“ハイブリッドクラブ”だった。

打球は高めの弾道で力強く、真っすぐに飛んだ

打球は高めの弾道で力強く、真っすぐに飛んだ

 最近のアイアンセットは5番からというのが定番。5アイアンの平均的な飛距離は中級者で160ヤード、上級者でも170ヤードだから、それ以上の距離が残った場合、3~5ウッドを使うことになる。残り距離が延びると、飛距離+方向性というダブルのプレッシャーがかかり、ナイスショットの確率が低くなる。ラフなどに入れた場合はなおさらだ。

 

 パワー不足のゴルファーでも「全番手が8番アイアンの打ちやすさ」のセールストーク通り、ミートしやすく、高くて伸びのある球筋で飛ばせる。ロングアイアンやフェアウェーウッドを苦手にするプレーヤーにとって大きな武器になりそうだ。

 

 ◆HI―877 ロフト角は18度(3アイアン相当)、21度(4アイアン相当)、24度(5アイアン相当)、27度(6アイアン相当)、30度(7アイアン相当)の5種類。長さは24度で39.5インチ。価格はやさしく飛ばせるFT―16iカーボンシャフト装着モデルが税別3万2000円。アスリート対応のTS―718hカーボンシャフトが同3万4000円。その他カスタムシャフトあり。問い合わせは、TEL027・387・8760

報知広告案内
報知チャリティ情報
ページ上部へ戻る