実力と人気を兼ね備える原江里菜を指導する森コーチ。プロにはプロ、アマにはアマに適したレッスンは定評がある

実力と人気を兼ね備える原江里菜を指導する森コーチ。プロにはプロ、アマにはアマに適したレッスンは定評がある

 今季の日本女子プロツアーでトップ10入り12回と抜群の安定感を誇った原江里菜(27)=NEC=を指導する、森守洋コーチ(37)のレッスン連載がスタート。プロ、ジュニア、大人のアマへの、それぞれ適した指導には定評がある。特に大人のアマには「勘違いに気づけばゴルフが急にうまくなる」と強調する。第1回は、勘違いに気づけば飛距離が大幅にアップするドライバー基礎編。
 ドライバーの飛距離が出ない、と嘆くアマチュアゴルファーは多いですね。
 それはなぜか? 多くのアマの皆さんはクラブ全体を振ることに一生懸命だからです。そこを勘違いをしていてはボールは飛びません。あえてボールを飛ばさないアプローチと同じ打ち方で、ドライバーを振っているのです。野球で例えると、バントの構えでホームランを狙っているようなものなのです。
 では、どうすればいいか? クラブ全体を振るのではなく、フェースを振る意識を持ってほしい。それだけで、飛距離は見違えるほど伸びるはずです。
 プロでさえ、クラブ全体を振ってしまい、フェースを振ることを忘れてしまうことがあります。アマのほとんどはフェースを振るという意識がありません。
 フェースを振るにはどうすればいいか? 手を洗った後、パッパッパッと水を切りますよね。そのイメージを大事にして下さい。それが肘下の自然な動きで、効率的な動きなのです。
 肘下を効率的に使えばフェースは回ります。ヘッドが走るとも言います。ボールがつかまって飛びます。
 大人のアマはクラブの効率の良い使い方を学び、そこから攻めていくべきと考えます。
 肘下を効率的に使えるようになったら腕全体を使う。腕全体を効率的に使えるようになったら肩甲骨を使う。小さな部位と小さな筋肉から徐々に大きな部位と大きな筋肉を使うようにします。
 ただ、ジュニアは逆です。私はジュニアも教えていますが、クラブの使い方は教えません。体幹を意識する。そして、そこから徐々に小さな部位と小さな筋肉を意識して使うように指導しています。
 大人のアマは体幹を鍛える時間がありませんから、まず肘下を効率的に使い、クラブを効率的に使うことを覚えることが飛距離を伸ばす近道です。(取材、構成・竹内 達朗)
 ◆東京ゴルフスタジオ 室内に5打席、スイング解析機、バンカー・アプローチエリア、トレーニングスペースなどを、屋上にパッティンググリーンなどを、それぞれ備える。森コーチをはじめ7人のスタッフの指導は分かりやすく、楽しいと評判。入会金1万円、月会費2万~3万円、メンバーレッスン料(40分)は2000円(いずれも税別)。詳細は東京ゴルフスタジオ(TEL03・5314・1551)まで。所在地は東京・三鷹市北野4の5の41。
 ◆森 守洋(もり・もりひろ)1977年2月27日、静岡・下田市生まれ。37歳。下田北高入学後にゴルフを始める。高校卒業後、米カリフォルニア州サンディエゴで修業し、20歳でプロ転向。22歳で帰国。「ダウンブローの神様」と呼ばれる陳清波プロ(83)に師事し、ゴルフ理論を磨いた。11年、賞金シードを逃すなど低迷していた原とコーチ契約を結び、原の飛躍を陰で支えた。東京ゴルフスタジオ主宰。172センチ、70キロ。

最新のカテゴリー記事

報知広告案内
報知チャリティ情報
ページ上部へ戻る