年齢とともに体力が衰えて飛距離が低下してきたと思い悩んでいるときは、もう一度スイングをチェックし直してみてはいかがでしょうか。前回、飛距離低下の主な原因となっている捻転力の衰えを克服するには、クローズスタンスとハンドアップに構えることで、体の回転不足を補うことができると話しました。

テイクバックで腰の位置に来るまでは、左腕と胸をきっちりと締める意識を持とう

テイクバックで腰の位置に来るまでは、左腕と胸をきっちりと締める意識を持とう

右耳の横にクラブを担ぎ上げるようにトップを作れば肩を回転させたスイングが完成

右耳の横にクラブを担ぎ上げるようにトップを作れば肩を回転させたスイングが完成

 

 今回は、少し気を付けるだけで簡単に体の回転を取り戻すことができるスイングをお教えします。肩をしっかりと回すには、テイクバックでクラブヘッドを低く、長く引けと言われた人も多いことでしょう。体に柔軟性がある若い時なら、そのまま肩がスムーズに回ってくれますが、体が硬くなってくる50代では、肩の回転が不足して飛距離低下を招きます。

 

 そんな時は、左腕と左胸の間隔に注意するとよいでしょう。テイクバックでクラブヘッドが腰の位置にくるぐらいまで左腕と胸が離れないように意識してみてください。そうすれば左肩がスムーズにあごの下に入って、自然に肩が回転していることが分かります。あとは右耳の横にクラブをひょいと担ぎ上げてトップを作り、ダウンスイングでおへその下の丹田のあたりにグッと力を入れて振り抜く。これでだけで体の捻転をロスすることなく、ヘッドスピードが上がるスイングになります。この時、スイングリズムが早くなりがちなので、意識してゆっくりスイングすることを心がけてください。

 

 年齢とともに飛距離が低下したと感じているゴルファーは、一度左腕と胸の間隔を意識してスイングをチェックしてみてください。
(次回は力の衰えをカバーするボディーケア術です)

 

高見和宏(たかみ・かずひろ)1959年12月11日、北海道生まれ。57歳。東海大出身。レギュラーツアー2勝、シニアツアー2勝。得意クラブはドライバー。2016年からマルマンとクラブ使用契約。181センチ、88キロ。血液型はAB。

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