5冠に輝いた宮里優作は、逆転賞金王を伝える本紙1面を手に笑顔を見せる(カメラ・生澤 英里香)

5冠に輝いた宮里優作は、逆転賞金王を伝える本紙1面を手に笑顔を見せる(カメラ・生澤 英里香)

 日本ゴルフツアー機構(JGTO)の年間表彰式が4日、都内で行われた。今季最終戦のメジャー、日本シリーズJTカップ(報知新聞社主催)を制し、史上初の選手会長賞金王となった宮里優作(37)=フリー=が最多の5冠を獲得。3日夜、9月に引退した妹・藍(32)と食事し「宮里家の誇り」と称賛されたことを明かした。

 今季の主役は、シーズン納めの表彰式でも“二刀流”を貫いた。優作は「結婚式以来、10年ぶり」というタキシードに身を包み、選手会長&賞金王の会見を一人でこなした。今季最多5冠を獲得し「いろいろ賞を頂いて、少しずつ実感が湧いてきた。宮里家にはこの一年、いいことも悪いこともいろいろありましたが、最後こうやって締めくくれて良かったです」と晴れやかな笑み。

 前日(3日)は両親や妻子の見守る前で、2位に6打差をつけての圧勝。仕事で観戦に訪れられなかった妹・藍とも都内で合流し“祝勝会”。優作は日米通算24勝の妹から「宮里家の誇り。最高の一日になった」とうれしそうに声をかけられ「感無量。お兄ちゃんもこれぐらいできるんだよ、というところを見せられて良かったです」と満面の笑みだ。

 今季は自身&ツアー最多4勝を挙げた。「パットに尽きると思います。例年70位台だったので」と平均パット1位を今季飛躍の要因と自己分析。一夜明けて世界ランクは74位から58位へ浮上。年内はもう1戦、アジアンツアーのインドネシア・マスターズ(14日開幕)にも出場予定だ。

 12月25日または来年3月25日の世界ランク50位以内には海外メジャーのマスターズ出場権が与えられるが「ここから先はすごく難しいと思っている。12月ではなく何とか前週までに」と、来年3月の50位以内を目標にする。幼少時は地元・沖縄のテレビではマスターズしか見られず「メジャー=マスターズでしたね。ラリー・マイズが優勝した87年大会を覚えています。好きだったので。出られたら(松山)英樹にみっちり教えてもらおう」と東北福祉大の後輩との共闘を夢見た。(榎本 友一)

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