最近“飛び系ボール”が飛距離低下に悩むシニアゴルファーにとっては、救世主的な存在として注目を浴びている。各社も力を入れており、今回は本紙ベテラン記者が、話題の「HONMA D1」「スリクソン―X―」「飛匠レッドラベル・極」の3機種を大阪・浪速区にあるインドアゴルフ施設「T&Dゴルフアカデミー」で校長を務める田中宏明プロの解説のもと試打してみた。

 

 ◆シニアゴルファーの救世主
 社会人になってすぐに始めたゴルフ。キャリアは40年にもなるが、腕前は…。若い頃はスコア80台を目指して頑張った時もあったが、還暦を過ぎた今では100を切れば上等。仲間と楽しめればいいというスタンスで続けている。
 だが、いいスコアで回りたい、いいショットを打ちたいという欲はもちろんある。これまで大事なのはスイングで、芯で打てなければ意味がないと道具には無頓着だったのだが、そろそろクラブやボールに助けてもらう年齢かもしれない。
 というわけで、今回は飛距離重視のボール3種類の打ち比べをさせてもらった。シニアにとって飛距離は最も切実な課題。「どれも飛びに特化したボール」(田中プロ)がどれほど飛ぶのか。ドライバーで試した。

 

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 まずはコスパの良さでよく売れているという本間の「D1」から打ってみる。しかし、実力不足にプレッシャーもあり、なかなか芯に当たらない。ようやく当たり出したのでデータを見せてもらった。237・2ヤード。普段コースではナイスショットで230ヤードぐらいなので、当たりの感じからするとやはり飛んでいるようだ。

 

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 次にダンロップの「スリクソンX」。さすがに4ピースボールだけあって、打感に重厚感がある。“会心”というわけではではなかったが公認球ながら241ヤードを記録。芯を外した時でも飛んでいる。

 

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 最後にワークスの「飛匠レッドラベル極」。ルール適合外で文字通り飛びを極めているボールだ。打ってみると、打球音も高いし、確かにはじく感覚が前の2つより強い。納得の当たりではないが、計測値はこの日最高の247・1ヤード。日頃飛ばしたいと思っている250ヤードにもう少し。芯を食えばイケるのでは…コースでぜひ試したいと思った。

 

 ゴルフは青空に向かってグングンとボールが飛んでいく爽快感が醍醐味(だいごみ)のひとつでもあるし、シニアになったとはいえ、ある程度飛ばないとやっぱり面白くない。進化したボールに助けてもらって、まだまだ楽しみたい。(深尾卓司)

 

田中プロが見守るなか、飛び系ボールの打ち比べを行った(T&Dゴルフアカデミー内計測打席にて)

田中プロが見守るなか、飛び系ボールの打ち比べを行った(T&Dゴルフアカデミー内計測打席にて)

1は飛匠レッドラベル、2はスリクソン―X―、3はHONMA D1のデーター

1は飛匠レッドラベル、2はスリクソン―X―、3はHONMA D1のデーター


 

それぞれのボールの性能を解説する田中宏明プロ

それぞれのボールの性能を解説する田中宏明プロ

【田中プロ解説】
本間ゴルフ「HONMA D1」 「適合では飛び系とされている2ピースボール。打感はソフトです。価格は1ダース1000円台(オープン)でコストパフォーマンス抜群。アベレージゴルファーで、もっと飛ばしたい人に最適です」
ダンロップ「スリクソン―X―」 「スリクソン史上、最も飛びに特化した飛距離追求型4ピースボール。打感はしっかりとしていて前に前に行く感じ。競技にも出ることもあるゴルファーで、とにかく飛ばしたい人がターゲットといえるでしょう」
ワークスゴルフ「飛匠レッドラベル極」 「とことん飛距離を追求したルール適合外ボールです。世界最高レベルの反発係数0・843を実現した究極の飛び系ボール。価格は1ダース3980円(税別)とコスト面でも申し分なし。試合に出ないシニアゴルファーは一度試してみてください」

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