◆男子プロゴルフツアーメジャー第3戦 日本オープン(11日開幕、横浜CC=7257ヤード、パー71)

 2013年マスターズ覇者で、14年には世界ランク1位に輝いたアダム・スコット(38)=豪州=が開幕前日の10日、公式会見に臨んだ。「調子は上向きだと思う。今週チャンスがあれば、勝ちたい」と落ち着いた表情で話した。攻略ポイントは「グリーンの中にも外にも傾斜がある。グリーンに乗せられる選手が有利になるだろう」と分析した。

 スコットは日本オープンで、14年38位、15年7位、16年は予選落ちとなっている。18年は海外メジャー最終戦の全米プロ選手権で3位の実績がある。

 試合では「長尺と普通の2本のパターを入れる」と予告した。優勝スコアを「グリーンが柔らかめのホールがいくつかあるので、目安として最低でも10アンダーは行くのでは」と予想した。日本人で気になる選手として、中島啓太(代々木高3年)、金谷拓実(東北福祉大2年)の両アマチュアを挙げ「(中島は)同じ組で回るので楽しみ。(金谷は)去年も優勝争いをしているからね」と絶賛し、「若くて有望な選手が出てくることでゴルフ界が活性化するだろう」と期待した。

 主戦場とする米ツアーでは、17―18年プレーオフシリーズ最終戦でタイガー・ウッズ(米国)が復活優勝した。スコットは「15年前や18年前の絶好調の時を知っているので、みんなと同じように興奮するカムバックだったよ。最終戦で勝つなんて、おとぎ話のようだけど、タイガーだから驚きはない」とコメントした。

 前日9日には、ジュニアゴルファーに自身の経験を伝えた。プロ入り(2000年)からメジャーのマスターズ制覇まで13年間掛かったことを挙げ、夢をあきらめずに努力することの大切さを訴えた。「自身の今の夢は?」との質問には「今年の全英(17位)や全米プロ(3位)のように安定していけば、世界ランキングも上がってくる(現在は41位)。12~14か月、いいプレーができればまたその位置(上位)に近づける。来年の期待値は高い」と、再び強豪の一角に返り咲くことに自信を示した。

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