前回まで、シャフトの先にバットがついた練習器具を使って、フェースターンの重要性を説明しました。年も改まった今回から実際のクラブを使ってレッスンします。
 まず、グリップから始めましょう。グリップは、左手の小指、薬指、中指が大事です。

(左)グリップは左手の小指、薬指、中指が重要(中:悪い例)グリップで右手の親指と人さし指を意識しすぎると、インパクトゾーンが短いすくい打ちのミスが起きやすくなる(右:良い例)左手の小指、薬指、中指でクラブを握る意識を持つとインパクトゾーンが長くなり、ナイスショットの確率が高まる

(左)グリップは左手の小指、薬指、中指が重要(中:悪い例)グリップで右手の親指と人さし指を意識しすぎると、インパクトゾーンが短いすくい打ちのミスが起きやすくなる(右:良い例)左手の小指、薬指、中指でクラブを握る意識を持つとインパクトゾーンが長くなり、ナイスショットの確率が高まる

 右手の親指と人さし指でつくる、いわゆる「Vライン」を重要視しているアマチュアが多いですが、それは“勘違い”です。親指と人さし指でできるVラインは確かに大切なのですが、そこを意識しすぎて上から押さえつけないように気をつけてください。左手も右手も押さえつけてしまうと手首が動きにくくなってしまいます。すると、すくい打ちになり、インパクトゾーンが短くなる。ミスショットの確率が高くなってしまうのです。逆に小指、薬指、中指を意識して握れば肘下が旋回しやすくなります。
 最初のレッスンで説明したことをもう一度、繰り返し説明します。
 肘下を効率的に使えばフェースは回ります。ヘッドが走るとも言います。すると、インパクトゾーンが長くなり、ボールがつかまって飛ぶのです。そのためにはどうすればいいか? 手を洗った後、パッパッパッと水を切ります。その時、肘下はブラ~ン、ブラ~ンとリラックスして動いていますよね。そのイメージです。それが、肘下の自然、かつ、効率的な動きなのです。左手の小指、薬指、中指でクラブを握る意識を持つことで、その動きを実現することができるのです。(取材、構成・竹内 達朗)

 ◆森 守洋(もり・もりひろ)1977年2月27日、静岡・下田市生まれ。37歳。下田北高入学後にゴルフを始める。高校卒業後、米カリフォルニア州サンディエゴで修業し、20歳でプロ転向。22歳で帰国した。「ダウンブローの神様」と呼ばれる陳清波プロ(83)に師事し、ゴルフ理論を磨いた。2011年、賞金シードを逃すなど低迷していた女子プロの原江里菜(27)とコーチ契約。原の飛躍を陰で支えた。東京ゴルフスタジオ主宰。172センチ、70キロ。

 ◆東京ゴルフスタジオ 室内に5打席、スイング解析機、バンカー・アプローチエリア、トレーニングスペースなどを、屋上にパッティンググリーンなどを備える。森コーチを始め7人のスタッフの指導は分かりやすく、楽しいと評判。入会金1万円、月会費2万~3万円、メンバーレッスン料(40分)は2000円(金額はいずれも税別)。詳細は東京ゴルフスタジオ(TEL03・5314・1551)まで。所在地は東京・三鷹市北野4の5の41。

 

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