キャロウェイからアクティブシニアをターゲットにした新シリーズ「ビッグバーサ・ベータ」が12日から発売される。「振りやすさ」に徹底的にこだ わった新ドライバーは、往年の大ヒット作、グレートビッグバーサを連想させるヘッド形状で20年前を知るゴルファーはニヤリとさせられる。名器復活で、か つての飛距離が戻るのか。衰えの目立つシニア記者が試してみた。 「やっぱり、これだよね」。メーカーに試打クラブを借りに行き、ベータの ヘッドを見た瞬間、思わず声が出た。中央部が張り出したソールは、1991年に発売されて一世を風靡(ふうび)したビッグバーサ(というより95年のグ レートビッグバーサ)にそっくり。今年2月、同社はビッグバーサを復活させ、ドライバーを2種類発売したが、形は以前のモデルとは違っていた。名器を名乗 るのならこの形。見た目だけでも飛びそうだ。 もともと、プライベートでスタートを取っていた御殿場の富士高原ゴルフ倶楽部にそのまま持ち込 んだが、練習場がないコースを選んだのは失敗だった。素振りをしてみると、ビックリするほど振りやすい。調子に乗って強振したら、一発目は左へ大きく曲 がった。Rシャフトで267グラム、貸してもらったSでも270グラムという軽さ。あのゼクシオ(Rで272グラム)よりも軽い。さらに、軽量ドライバー の多くはバランスも軽くなってしまうが、このベータはシャフトやグリップを改良して、バランスもD1に収めてある。この軽さとバランスの良さの相乗効果 で、つい振りすぎてしまうのだ。 対象のヘッドスピードは35~42メートル毎秒。入っているシャフトはエアスピーダーの40グラム台。ベー タのために開発されたモデルで、先がムチのようによくしなる。むちゃ振りを避けて、シャフトのしなりを意識するようにしたら、真っすぐに飛ぶようになっ た。HSを40メートル前後に抑えても、ほとんどが240ヤードオーバー。メーカー調べで「プラス12・1ヤード」だという。飛距離も大きいが、なにし ろ、振っていて楽ちんなのがいい。 もうひとつ見逃せないのが、顔の良さだ。シニア向けというとスライス防止のために、フックフェースになり がちだが、このベータのフェースは見事にまっすぐ。ヒール付近に重量を集めてヘッドがターンしやすくなっているため、フックに作る必要がなかったのだろ う。スライサーはもちろん、フッカーも安心だ。 あまりメーカーの売り文句に乗りたくはないのだが、確かに楽に振れる。試しに同行した家人に 打たせてみたところ、第一声が「振りやすい!」。さらに、懐かしいヘッドフォルムと、ストレートなフェースが安心感を与えてくれる。ポイントは、振りすぎ ないこと。のんびり振れば、20年前の飛距離が返ってきます。(鈴木 憲夫) http://www.youtube.com/watch?v=uZ4ILFq0jFA

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