発売されたばかりのキャロウェイのニューボール「クロム・ソフト」が評判だ。最近、あまり使われなくなった用語だが、ボールの圧縮度を示すコンプレッションは、なんと65。通常のツアー用ボールが90~100程度なので、随分と柔らかいことになる。こういうボールは普通、あまり飛ばないのだが、メーカー側は「やわらかいのに、ぶっ飛ぶ新感覚」とうたっている。ホント? コースに持ち込んで試してみた。

キャロウェイ「クロム・ソフト」

キャロウェイ「クロム・ソフト」

 練習グリーンで1球、転がしただけで、「オッ」と声が出た。確かに柔らかい。これまでのボールとは全く違う感触だ。ドライバーはあまりに自分の調子が悪すぎてよく分からなかったが、アイアンやFWは確かに飛んでいる。袖ケ浦CC新袖Cの10番、残り225ヤードのアゲインストが、5Wで届いてしまった。16番のセカンドもアゲの175ヤード。グリーン右手前の木が気になって、ショート覚悟で6アイアンを握ったら、ボールは高々と木を越えて、グリーンを捉えた。

 ざっくりいえば、ほぼ1番手、飛距離が伸びている。球筋も高い。いかにもスピン量が少ない飛び方で、風にも負けない。いいことずくめなのだが、あえて気になる点を探せば、アプローチでのスピンの効き方。記者レベルにはもうちょっと欲しい。もっとも、スピンが効きすぎるプロや上級者には、むしろ歓迎なのかもしれない。

 とにかく、この柔らかさはビックリ。ディスタンス系=硬いという常識を完全に覆した。ミケルソンが使っているそうだが、シニアや女性にも人気になるに違いない。オープン価格。(憲)

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