第52回

●2015年12月3・4・5・6日  優勝 石川 遼
 初日
 2000、02年大会覇者の片山が最高のスタートを切った。1イーグル、4バーディー、ボギーなしの64。2位に2打差をつけて単独首位に立った。大会前日にひらめいたという変則グリップに変えてパターが好調だった。「ふすまを閉めるように左手は軽く添えるだけ」。右手だけを動かして1、2番で4メートルを沈めると、3番では6メートルを決めて3連続バーディー発進。2位には小田(孔)、韓国の黄、藤本が並んだ。石川は4打差9位につけた。
 2日目
 石川がキレのあるショットで、初の日本タイトルを射程にとらえた。不規則な強風が吹き荒れる難しい条件の中で、3バーディー、1ボギー。2日連続の68でラウンド、通算4アンダーとし、小田(孔)、韓国の黄と並び首位に立った。アンダーパーで回ったのは片岡と石川の2人だけ。石川は7番での第2打を1メートルにつけるなど風の読みも完璧だった。同組で回った池田はチップイン2発で70。「戦う選手会長」が、藤本と並び通算3アンダーで1打差4位に食らいついた。初日首位の片山は74で2打差6位に後退した。
 3日目
 数々の最年少記録を打ち立ててきた石川が独走態勢に入った。10バーディー、3ボギーの63で回り、通算11アンダー。2位の小田(孔)に3打差をつけて単独首位に立った。14番から4連続バーディー。16番では下りの3メートルを沈めるなどパットが好調。過去2日間は31パットと苦戦していたが、26パット。「日に日に良くなっている」と高速グリーン攻略にも手応えを得た様子だった。石川と最終組で回った小田(孔)は66と伸ばすも陥落。黄は6打差3位。9位から出た谷原が66で回って7打差4位に浮上。
 最終日
 メジャー出場24度目となった石川が圧勝劇で悲願の日本タイトルをつかんだ。単独首位から出ると6バーディー、3ボギーの67で回り、通算14アンダー。2位に5打差をつけて、メジャー初制覇を果たした。4日間を通じたパーオン率は81・94%で1位。「燃え尽きてもいいかなというくらい全力で。自分にできる最上級のショットを常に打っていこうと」。最後まで攻め続けて、つけいる隙を与えなかった。5打差の2位には小田(孔)と藤本。選手会長の池田は8打差4位。片山は9打差5位。
順位選手名ツアー勝利数賞金ランク1R2R3R4R合計+-
1石川 遼12268686367266−14
2藤本 佳則0466716965271−9
2小田 孔明01866706669271−9
4池田 勇太1367706968274−6
5片山 晋呉1564746869275−5
6宮本 勝昌02672706668276−4
6黄 重坤1766706971276−4
8武藤 俊憲11771746864277−4
8金 亨成11471736568277−3
8谷原 秀人1670706671277−3
8宮里 優作1269716869277−3
12岩田 寛11367776867279−1
12A・ブラント11672706869279−1
12H・W・リュー02769706773279−1
15M・ヘンドリー132677570682800
15小平 智18687368712800
17今平 周吾02469736871281+1
17金 庚泰5168736971281+1
17宋 永漢01271706872281+1
17片岡 大育11573676972281+1
21B・ケネディ02072726771282+2
21稲森 佑貴02971726772282+2
21呉 阿順04867727370282+2
24永野竜太郎02370776968284+4
24I・J・ジャン11169726974284+4
26P・マークセン11974706873285+5
27近藤 共弘02872756772286+6
27手嶋 多一12174717269286+6
29松村 道央1974717471290+10
30李 京勲11075757174295+15
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