阪田氏はアドレス時の球の位置が大きな差となるという

阪田氏はアドレス時の球の位置が大きな差となるという

 ラウンド中、調子が悪くなると、ボールをセットする位置が少しずつ遠くなりがちで、腕で殴りに行ってしまう傾向がある。下半身が疲れ、遠くに置いたほうが楽に振れると感じ、無意識に遠くに置いてしまうようだ。しかし、ボールは遠くても、近すぎても手打ちになってしまいがち。そうなると、飛距離も落ち、方向性も悪くなるから、次第に遠くに、遠くにボールを置いて構えるようになってしまう。悪循環だ。遠くに置くことでスイングプレーンが大きくなりヘッドスピードが増すと考えがちだが、実は、手打ちになりやすく、飛距離は出ない。「あれ? ちょっと遠いかな?」と感じたら、置いたボールの位置より1個分、体に近づけてセットする。「そうすればボディーターンでスイングできるようになる」というのだ。これは、ほとんどのアマチュアゴルファーにいえることで「万人に当てはまる」と言い切った。

 

 ボールの位置を決めるのは難しく、遠くても、近すぎても腕の力に頼った手打ちになりがち。ここを指摘する。しかし、わずか1個分ではあるが、ボールが体に近づけば腕だけでは打ちにくくなり、結局、体を回して打たないと当たらない。わずか直径4・25センチのボール1個分近くなっただけだが、スイングにとっては〝大きな差〟になる。

2012年報知シニアアマでの阪田氏のティーショット。

2012年報知シニアアマでの阪田氏のティーショット。

 

 「ボール1つ分手前」の感覚はチョッピリ分かりにくいが、阪田氏の場合、いつもより遠いと感じたら「先ず、置いたボールの手前、体に近づいたところにもう1つボールを置いて、そこにクラブヘッドを合わせ直せばいい」そうだ。

 

 人間の体力は30代半ばを境に下降線をたどる。特に下半身。ラウンドの後半に不調となる原因は、下半身に疲労が蓄積され、ボディーターンでクラブを振れなくなるからだ。衰えるという面では、下半身に比べて、年齢による筋力の下降曲線は上半身の方が緩やかだから、まだまだ疲れを知らない上半身、特に腕の力に頼ってしまうのだろう。

 

 手打ちにならず、ボディーターンで打てる、この「ボール1個分」(4・25センチ)の差が大きくモノをいうそうだ。試してみるといい。

 =終わり=

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