次代を担うトップアマをナショナルチームで指導し、服部道子らプロも教えている岩本砂織プロが、スイングの誤った常識を正す連載をスタートします。

 

◆グリップは左目の下
 全てのスイングの基本はアプローチショットにあるといってもいい。特にダフったり、トップしたりのミスに悩むプレーヤーは、練習場でただ大振りを繰り返すのではなく、“根本”に立ち返って小技からチェックしてみたい。

両足をそろえて立ち、ボールは両爪先の真ん中に

両足をそろえて立ち、ボールは両爪先の真ん中に

 

 まず、両足をそろえて立ち、両爪先の真ん中にボールを置いて構える。この時、グリップは左目の下に来るようにセットする。次に左足を左方向に足幅分移動させる。こう立つと、ボールの位置はやや右になるが、実はこの位置がインパクトの形である。グリップエンドは常にボールを追い越すため、ややハンドファーストになるが、そう構えることでクラブの機能が生かされた正しいインパクトが可能になる。

 

 スイングは、その形を崩さずに行う。最初はパッティングの要領で、振り子運動で振り、徐々に振り幅を広げていけばいい。振り幅を広げるにつれてボールの位置を左に移動することで、合理的なボディーターンが完成する。

グリップが左目の下に来るようにセットする

グリップが左目の下に来るようにセットする

 

 この状態だけを見ると、多くのレッスン書にあるように「左足体重でボールは右」という表現になり、多くのゴルファーは誤解して右足寄りにボールを置き、さらに、グリップ位置も毎回異なるためミスを招く。

 

 最初は8アイアンで小さな動きの中から正しいインパクトを体得してほしい。そうすれば方向性も飛距離もアップする。

 

岩本砂織(いわもと・さおり)1971年7月21日、山口・周南市生まれ。45歳。2007年、日本女子プロゴルフ協会入会。ティーチングプロA級。「プロを教えるプロ」として有名。ティーチングプロばかりでなく服部道子らも指導。現在、ナショナルチームのコーチも務める。

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