◆米男子プロゴルフツアー プレーヤーズ選手権 第3日(16日、米フロリダ州TPCソーグラス=7275ヤード、パー72)
第3Rが行われ、14位から出た松山英樹(LEXUS)は5バーディー、1ボギーの68と伸ばして通算10アンダー、首位と7打差の9位に浮上した。65をマークしたザンダー・シャウフェレ(米国)が17アンダーで単独首位に立った。
中継局のインタビューで「パッティングがなかなか思うように決まってくれないなかで、3日間の中では一番ストローク的には納得いくものが多かったのかなというのはあるけど、結果が全てなので。それでも最低限は伸ばせたと思うので、明日もしっかりと伸ばしていけるように頑張りたい」と振り返った。
2番パー5で3メートル強のイーグルパットこそ決まらなかったが、3日間で初めてバーディーを先行させると、TPCソーグラスの名物ホールでギャラリーを沸かせた。浮島グリーンの17番パー3。ティーショットをピン右奥から戻して60センチにつけ、バーディーを奪った。
惜しいパットが続いた一日だった。「ラインの読み方もちょっとずつずれてきている部分はある。そこを修正できれば」と話し、ショットについては「後半に入ってちょっとずれてきた。最後のティーショットは良かったので、明日につながるかなと思う」と期待を込めた。
トップと7打差で最終日を迎える。「だいぶ差があるので、ちょっと厳しいけど、いいプレーができるように準備したい」。連日60台をそろえ、第1ラウンドの21位から日に日に順位を上げてきた。昨年5位の「第5のメジャー」で、上位に割って入る。