◆女子プロゴルフツアー Vポイント×ENEOS 最終日(17日、鹿児島・鹿児島高牧CC=6456ヤード、パー72)
最終Rは悪天候により、人数を減らすセカンドカットが実施され、37人がプレー。10番から9ホールの「短期決戦」で争われた。21位から出た、地元・鹿児島出身で米ツアーを主戦場とする勝みなみ(明治安田)は9ホールを1バーディー、1ボギー。通算2アンダーの22位で終えた。
勝は「とにかく一つでもスコアを伸ばしていくことを考えていた。もう少し上位に行きたかった。ショットの調子も悪くないので、悔しい気持ちもある」と振り返ったが、表情は明るかった。雨の中、地元の観客から声援を受けてプレーし「帰ってきたなということを感じられる一週間だった。今日は短縮になってしまったが、3日間回ることができて予選通過が最低ラインの目標だったので、クリアできたのと、元気な姿で回ることができた」と満足そうに話した。
次週のファー・ヒルズ・朴セリ選手権(21~24日、カリフォルニア州)から米ツアーに出場する。「(1年目の)去年は胸を張れる成績ではなかったので、今年は優勝も目指している。メジャーでも活躍したい気持ちもあるので、向こう(米国)で活躍して胸を張って帰ってこられるように」と語った。国内ではワールドレディスサロンパスカップ(5月2日開幕、茨城GC東C)に出場予定であると明かした。