◆女子プロゴルフツアー Vポイント×ENEOS 最終日(17日、鹿児島・鹿児島高牧CC=6456ヤード、パー72)
4打差16位から出たルーキーでツアーデビュー戦の菅楓華(すが・ふうか)=ニトリ=が2バーディー、ボギーなしで回り、通算5アンダーで7位に入った。ツアー未勝利の95、96期生の中で最上位となり、新設されたベストルーキー賞に輝いた。95期生の呉佳晏(台湾)と共に15万Vポイントを獲得した。「想像がつかない」と思わず笑みがこぼれた。
この日は荒天が予想されるため、JLPGA規定により人数を減らす「セカンドカット」を実施し、10番からの9ホール決戦となった。スタート時から雨が降っていたが、「降ったり止んだりだったので、リズムに気をつけてチャンスを待ってラウンドした」という。15番で3メートル、16番パー5では3オンから6メートルをねじ込んでスコアを伸ばした。
24年のツアー出場権を懸けた昨年末の最終予選会でスコア誤記のため失格となった。QTランクは最終QTの最終日出場者で最下位の104位となり、今週と次週の地元・宮崎で開催されるアクサレディスには主催者推薦での出場。ニチレイレディス終了後の第1回リランキングへ向けて「今回だけ(好成績)にならないようにしっかり結果を残せるように。(次週は地元開催で)楽しみなので、トップ10を目指して頑張りたい」と2週連続の上位フィニッシュを見据えた。