諸見里しのぶさんがコース攻略のカギや注目選手を紹介…5日からスタジオアリス女子オープン


今大会のテレビ解説を務める諸見里しのぶさん

今大会のテレビ解説を務める諸見里しのぶさん

◆女子プロゴルフツアー 富士フイルム・スタジオアリス女子オープン(埼玉・石坂GC=6535ヤード、パー72)

 女子プロゴルフツアーの富士フイルム・スタジオアリス女子オープン(報知新聞社特別協力)は5日から3日間、埼玉・石坂GC(6535ヤード、パー72)で行われる。トーナメント中継局の読売テレビで解説を務めるツアー通算9勝の諸見里しのぶさん(37)が4日、大会の見どころを展望。コース攻略のカギや注目選手について語った。

(取材・構成=岩原 正幸)

 出場選手たちはこの日、プロアマ戦で大きな形状が特徴で、傾斜の強いグリーンを中心にコースを確認して回った。諸見里氏は上りのパットを打つことを想定した“逆算のマネジメント”を攻略ポイントに挙げた。

 「セカンドショットで傾斜地からの距離感や、正確性が求められます。グリーン上はラインを読む力、打ち抜く技術が必要です。上りのパットが打てれば、好機になると思います」

 石坂GCでの開催は上田桃子(37)が制した22年大会以来。難度の高い14番パー4(405ヤード)は前回から35ヤード、17番パー5(530ヤード)は25ヤードそれぞれ距離が伸びた。

 「終盤にスコアが動き、選手たちの優勝争いのプレッシャーもある中で、ドラマのある戦いが期待できそうです」

 前週Vの小祝さくら(25)、連覇を狙う山下美夢有(みゆう、22)らショットメーカーが集い、白熱の展開が予想される。

 「戦略性の高いコースで持っている技術を全て出して攻めてくると思います。小祝選手は先週、(難コース)葛城GCでの優勝で総合力の高さを見せ、今週もとても楽しみです」

 大会の模様は第2日(6日)、最終日(7日)、ともに午後3時から全国ネット28局(一部地域除く)で放送される。

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