初出場・久常涼は6オーバーで暫定85位出遅れ 11番で痛恨ダボ


◆米男子プロゴルフツアー メジャー初戦 マスターズ 第1日(11日、米ジョージア州オーガスタ・ナショナルGC=7555ヤード、パー72)

 【オーガスタ(米ジョージア州)11日】特別招待選手として初出場の久常涼(SBSホールディングス)は1バーディー、5ボギー、1ダブルボギーの78で6オーバーの暫定85位でホールアウトした。

 昨年欧州ツアーで1勝を挙げ、新人王を獲得。今季から米ツアーに本格参戦する21歳は、2番パー5でバーディーを先行させた。残り46ヤードからの第3打を3・5メートルに運んで、これを沈めた。4番で3メートルのパーパットを決めきれず、ボギー。7番では第2打をグリーン奥のバンカーに入れて、2つ目のボギーとなった。ショットをグリーン奥に外した9番でもボギーを喫し、前半で2つスコアを落とした。

 11番では、風に流された第2打をグリーン左手前の池に入れて痛恨のダブルボギーを喫した。16番パー3もボギーで、最終18番では第1打を右の林に打ち、ボギー締めと苦しい初日となった。

 久常は大会前に「自分は一番のチャレンジャーなので気負うものもない。楽しみな気持ちが大きい」と意気込みを語っていた。

最新のカテゴリー記事