◆米男子プロゴルフツアー メジャー初戦 マスターズ 第1日(11日、米ジョージア州オーガスタ・ナショナルGC=7555ヤード、パー72)
【オーガスタ(米ジョージア州)11日=高木恵】悪天候の影響でスタート時間が2時間30分遅れ、27人が日没のため、ホールアウトできなかった。2021年大会覇者で13度目の出場の松山英樹(LEXUS)は1バーディー、5ボギーで4オーバー76、暫定75位と出遅れた。ブライソン・デシャンボー(米国)が65でホールアウトし、暫定首位に立った。
以下、松山の現地での一問一答。
―スタートから風がある一日
「強かったですね」
―今朝雨が降って、フェアウェーもグリーンもコンディションが変わっていたか
「いや、そんなに変わってないです」
―緊張感の中でスタートしたのか。いつも通りに入れたのか
「何も変わらず入りました」
―今日のプレーは
「残念ですね」
―11番ではアプローチで拍手を引き出すようなシーンもあった
「11番はいいアプローチでしたし、12番もよく(パーを)拾えたと思います」
―16番のショットも素晴らしかったが
「別に良くはなかったです。たまたま風が来てくれたので助かりましたけど」
―悔いが残るのはパットの部分
「まあ、そうですね、はい」
―パット打った後にラインを確認する場面が何度かあったが
「そんなにひどいパットは…18番とかはありましたけど。うん、まあ、あとは自信を持って打てていないから入らないんじゃないですか」
―16番でバーディーが来るまで、もどかしい場面もあった。どういった気持ちで回っていた
「何も変わらず、普通通りやっていました」
―それは18ホールを通して
「18番はボギーを打ってしまったので、心は痛んでいますけど。明日切り替えて、明日で終わらいないように頑張りたいと思っています」
―現状だとトップとの差が11打とかなり開いてはいる。残り3日で
「明日いいプレーをすることが大事だと思うので。それに向けて準備したいなと思います」
ホールアウト後に取材対応を終えた松山が、真っ先に向かった先は練習グリーンだった。午後6時15分から約40分、パッティングの修正に充てた。その後は打撃練習場で約15分打ち、コースを後にした。