松山英樹は64で通算17アンダー、5打差単独首位で10勝目王手「この3日間と同じように良いプレーができるように」


◆米男子ゴルフ プレーオフ第1戦 フェデックス・セントジュード選手権 第3日(17日、米テネシー州メンフィス・TPCサウスウインド=7243ヤード、パー70)

 首位タイから出た松山英樹(LEXUS)は1イーグル、5バーディー、1ボギーのこの日ベスト64で回り、通算17アンダーで単独トップに浮上。66のニック・ダンラップ(米国)が5打差の12アンダー2位、ビクトル・ホブラン(ノルウェー)が11アンダーの3位で続く。パリ五輪で銅メダルを獲得した日本のエースは2月のジェネシス招待に続く今季2勝目と節目のツアー10勝目に王手をかけた。

 松山は1番で第2打を60センチにつけてバーディー発進した。続く2番でボギーも、3番パー5で第2打をピンまで4・5メートルに運び、これを沈めてイーグルを奪った。7番で約2メートルのバーディーで、前半は後続に2打リードして折り返した。

 11番パー3は4・5メートルのバーディーパットを沈め、歓声に応えた。12番で2・5メートルを決めてパーをセーブすると、13番では第2打を1・5メートルにつけ、スコアを伸ばした。16番パー5でも13メートルに2オンさせると、2パットでバーディーを重ねた。17番で4メートル近くのパーパットを沈め、ピンチをしのぎ、64をマークした。

 ラウンド後は中継局のインタビューに「(今日は)良かったなと思います。(ショットでやりたいことは)できたり、できなかったり。(大会前に腰痛が出た影響は)スイングする分には大丈夫だったので、そこは良かった。(パットの手応え)良かったり、そうじゃないところもあるけど、結果的に17番とか、いいパットが入ってくれているので良かったなと。(明日に向けて)そう簡単なコースではない。この3日間と同じような感じで良いプレーができるように準備をしたい」とコメントした。

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