吉田鈴
日本女子プロゴルフツアーの今季第２戦、Ｖポイント×ＳＭＢＣレディスは２１～２３日に千葉・紫ＣＣすみれＣで行われる。第１ラウンドの組み合わせが１９日に発表され、ルーキーの吉田鈴（りん、大東建託）は菅楓華（ニトリ）、中村心（ヤマエグループＨＤ）と中村心（ヤマエグループＨＤ）と同組となった。
吉田は前々週の今季開幕戦・ダイキンオーキッドレディス（沖縄・琉球ＧＣ）でプロデビュー。初日が２位、２日目が４位と上位でプレーし、最終的に１５位で終えた。１８日の練習ラウンド後に取材に応じ、「（開幕戦は）天候が悪い中でアンダーで回ったり、スコアメイクは上がっていた。こういうゴルフをすれば上の方にいられると分かった」。自信と手応えをにじませた。
空き週だった前週は練習場でショットを重点的に取り組み「ダイキンはショートアイアンが（強風でグリーン手前に）戻されることが多かった。８アイアン、９アイアンはラインを出す練習をした」。今大会はフェアウェーが狭くて距離が長く、グリーンの傾斜も激しい難コース。「パーセーブが大事。我慢比べになる」と気を引き締めつつ、「パー５の３打目は調子が悪くても縦距離は合わせてきてたので、引き続き、１日２個以上は（バーディーを）取りたい」と自身の武器で上位を狙う。
姉で国内ツアー３勝の吉田優利（エプソン）とプロで初めて同じ大会に出場となり「一緒の組で回れるといいね」などと会話を交わしたという。地元・千葉で開催され、ホステスプロとして大きな注目を浴びる今大会。「ダイキンより緊張してるかもしれない。初めてづくしだと思う。あまり気負いすぎないでプレーできればと思う」と冷静に見据えた。