
16番で水切りショットに挑戦後、笑顔の松山英樹(カメラ・高木恵)
【オーガスタ(米ジョージア州)9日=高木恵】男子ゴルフのメジャー初戦、マスターズは10日にジョージア州オーガスタ・ナショナルGC(7555ヤード、パー72)で開幕する。2021年大会覇者の松山英樹(LEXUS)は9日、早朝からインコース9ホールを回り最終調整を済ませた。
昨年大会は初日68位の出遅れが響き、38位だった。マスターズは特に、初日の結果が最終成績に直結しやすい。過去20年で18回、優勝者は初日をトップ10以内で終えている。圏外から優勝したのはタイガー・ウッズ(米国)ただ一人で、2005年は33位から、19年は11位から巻き返している。第1ラウンドの出来がカギを握る。
松山は予選ラウンドを20、24年の全米オープンを制したブライソン・デシャンボー(米国)、19年全英オープン勝者のローリシェーン・ローリー(アイルランド)と同組で回る。10日午後1時23分(日本時間11日午前2時23分)に、松山の14度目のマスターズがスタートする。