「緑の甲子園」予選1R目 雷雲接近のため日没サスペンデッド 高校男子は興国高が悲願の初Vへ暫定首位発進


高校男子の部で暫定首位に立った興国高メンバー

高校男子の部で暫定首位に立った興国高メンバー

 予選1R目の高校の部は、雷雲接近のため競技を中断、最大8ホールを残して日没サスペンデッドとなった。男子は興国高(大阪)が14アンダーで、代々木高(東京)に4打差をつけ暫定首位に立った。7アンダーでチームを引っ張ったのは大西翔駈(3年)。「2日目も全員アンダーでプレーし予選を首位で通過して、一気に頂点に立ちたい」。昨年は2打差で千葉黎明に惜敗。悔しさをバネに悲願の初優勝へ向け力を結集する。

 同女子はルネサンス高(茨城)が22アンダーで、2位の大阪桐蔭高に3打差をつけ首位発進をきめた。自身6アンダーで、チームに貢献した主将の田村萌来美(3年)は「明日も爆発します。このチームで本当に優勝したい」と初戴冠に向け意気込んだ。

 中学の部は全組がホールアウトし、男子は日章学園中が6オーバー、女子は7オーバーで埼玉栄中が首位発進を決めた。

 高校の部は28日に1R目の残りホールを消化したあと、予選2R目を実施。29日に上位8校による決勝戦が行われる。

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