石川遼 14番で痛恨のトリプルボギー 39度の発熱明け 「自分の状態を上げていきたい」


10番で第2打を放つ石川遼 (カメラ・堺 恒志)

10番で第2打を放つ石川遼 (カメラ・堺 恒志)

◆米男子プロゴルフツアー ベイカレント・クラシック・レクサス 第1日(9日、神奈川・横浜CC=7315ヤード、パー71)

 第1ラウンドが行われ、石川遼(カシオ)は1バーディー、1ボギー、1トリプルボギーの3オーバー74で59位スタートとなった。「ティーショットが乱れて苦しい展開になってしまった。自分の状態を上げていって、いいプレーができるように頑張りたい」。2日目以降の浮上を目指していく。

 開幕前日は39度の発熱に見舞われプロアマ戦を欠場。平熱に戻ったこの日、無事にティーグラウンドに立った。「自分のスイングの状態が良くなかった。フォローのホールでウェッジを持って狙ったところでチャンスを作れなかったというか、ものにできなかった。もう少しチャンスにつけたかったし、ティーショットも良くなかったので、これから良くしていくだけ」と振り返った。

 台風の影響を考慮し、第1ラウンドはスタートが2時間早まった。朝から強い風が吹き荒れるなか、石川は午前6時56分に10番からスタート。ティーショットを左に曲げたが、3メートルを沈めてパーをセーブした。強い向かい風となった14番の第1打はドライバーでフェードを打ちにいったが、スライスがかかりすぎて右のブッシュへ。痛恨のトリプルボギーを喫した。

 「自分の状態を上げていって、残り54ホール、自分の思った通りのショットを1回ずつ打っていくということ。パッティングがいい感触なので、ミドルパットの距離にでもつけ続けて、パッティングで勝負していければ」と語り、午後3時過ぎまでコースに残って練習を続けた。

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