渋野日向子が日米5戦連続の予選落ちへ 4ボギーと乱調 カットライン圏外でホールアウト


雨の中、2番ティーショットを放つ渋野日向子(カメラ・今西 淳)

雨の中、2番ティーショットを放つ渋野日向子(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー スタンレーレディスホンダ 第2日(11日、静岡・東名CC=6435ヤード、パー72)

 国内ツアー7か月ぶり出場の渋野日向子(サントリー)は28位で出て1バーディー、4ボギーで75と崩し、通算イーブンパーで終えた。ホールアウトした時点ではカットラインに2打届かない63位とし、予選落ちが濃厚となった。

 雨が降りしきる中、前半の2番パー4で第3打のアプローチを約1メートルに寄せたが、パーパットを決めきれず。11番パー5でスコアを落とした後、14番で初バーディーを奪ったが、16番パー3で再びボギー。最終18番は第3打をバンカーに打ち込み、4オン2パットのボギーで締めた。ホールアウト後は悔しそうな表情で会場を後にした。

 米ツアーを主戦場とする渋野は今季、メジャーの全米女子オープンでは7位に入ったが、出場22試合で予選通過は10回。年間ポイントランキングは104位と低迷しており、来季の出場権を得られる100位以内が厳しい状況となっている。前週まで4試合連続で予選落ちして凱旋(がいせん)出場した中、悔しい予選落ちとなった。

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