ジャンボ尾崎さん、ドジャース大谷翔平の活躍が闘病の支え「素晴らしい人生。悔いは全くない」


尾崎将司さん

尾崎将司さん

 昨年12月23日に死去した男子プロゴルファーの尾崎将司さん(享年78)が日本ゴルフジャーナリスト協会からJGGA大賞・特別賞として表彰され、尾崎さんの長男・尾崎智春氏が3日、都内で行われた表彰式に出席した。

 尾崎さんは24年9月に医師から「S状結腸がんステージ4」と告げられ、抗がん剤治療を続けた。副作用の影響で味覚がなくなり、皮膚が乾燥してかゆみを感じながら千葉市内の自宅で闘病生活を送ったが、晩年の生きがいは、米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手の活躍だった。

 尾崎さんは通院時に大好きなドジャースのキャップをかぶり、自宅ではテレビ観戦したという。智春さんは「大谷くんの試合を見るのが毎日楽しみで、最後までワールドシリーズを見て『おもしろかったな~』と喜んでた。ワールドシリーズが終わって『楽しみがなくなった』と言っていた。それから、生きる気持ちが少しなくなっていったのを感じた」と振り返った。

 尾崎さんは徳島・海南高(現・海部高)のエースとして、3年時の1964年センバツで甲子園優勝。翌年ドラフト1位でプロ野球・西鉄でプレーしただけに野球への思い入れも強く、近年は大谷の大ファンだった。智春さんは「最後の最後は野球だった。ほとんどゴルフの試合を見ず、最後の1年間は大谷くんでした。大谷くんのおかげで1年間楽しく過ごせて、最後に素晴らしい試合を見られた。親父は『楽しいこともいろんなことを経験して、本当に素晴らしい人生だった。悔いは全くない』と言っていた」と父の思いを明かした。

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