
清本美波
女子プロゴルファーの清本美波(ジェイテクト)が27日開幕のアクサレディス宮崎(~29日、宮崎・UMKCC)に主催者推薦で出場し、今季初戦に臨む。高校3年生だった23年のプロテストにトップ合格したが、レギュラーツアーは大半が予選落ちと苦戦。下部ツアーが主戦場となるプロ3年目の今季に向けて、「初優勝を目指して全力で戦う」と決意を込めた。(星野 浩司)
プロテストに高3でトップ合格し、大きな注目と期待を集めた清本。1年目はレギュラーツアー9試合、2年目の昨季は24試合出場で予選通過は1回ずつ。菅楓華、荒木優奈、入谷響ら同い年の選手が続々と初優勝を飾る中、自身は苦悩が続いた。
「ガッカリな1年でした。一昨年からドライバーショットがまっすぐいかない。ティーグラウンドに立つと緊張しちゃう。去年も打てなくて、ゴルフにならなかった。終盤は良くなって次の課題に取り組めた。良くなりつつあったけど、思うようにいかなかったシーズンだった」
20歳を迎えた昨季の終盤。予選落ちが続く中でも収穫もあった。
「ひたすら練習しました。試合でいろいろ試せたのは大きい。ドライバーがだいぶまっすぐ飛ぶようになってきて、次は飛距離を上げようとした」
今オフは「飛距離アップ」を掲げて取り組んだ。
「飛距離を飛ばすこと、ヘッドスピードを上げること。ヘッドスピードはもともと42(メートル/秒)あったけど、昨季の終わりは38台に落ちた。まずまっすぐ飛ばそうとして、振るのを抑えてた。方向性は安定してきたので、次は飛距離。ヘッドスピードは戻ってきたし、部分的には伸びている」
1月末にはインドネシア女子オープンに出場した。
「伸び伸びやれました。韓国の選手とか出場していて、海外の選手の技を見られた。昨年からドライバーが飛ばない分、ショートゲームを練習してきたのでパットは少しずつ良くなってきた感覚がある」
昨季はメルセデス・ランク148位、QTランク59位。3年目の今季は下部ツアーを主戦場に戦いながら、レギュラーツアーに主催者推薦で出場する。
「今まで目標にしてきたところに全くいけていない。描いてた目標は全くできず、レベルも下がったけど、気持ちはポジティブにやれている。今年もステップ(アップツアー)がメインだけど、レギュラーツアーで戦える選手になりたい。初優勝を目指して全力で戦う。その気持ちは大きい」
◆清本 美波(きよもと・みなみ)2005年8月29日、愛知・一宮市出身。20歳。父親の影響で6歳でゴルフを始める。誉高3年時の23年に中部ジュニア選手権優勝。同年11月のプロテストでトップ合格。25年は下部ツアーでトップ10入り3回。得意クラブは8アイアン。153センチ。家族は両親と弟2人。

