有村智恵「この大会で恩返しがしたい」 ホステスプロとしては最後 ヤマハレディースへ決意


練習ラウンドで調整した有村智恵(カメラ・今西 淳)

練習ラウンドで調整した有村智恵(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー ヤマハレディース 指定練習日(1日、静岡・葛城GC山名C=6501ヤード、パー72)

 ヤマハとクラブ契約を結ぶ有村智恵(ミサワホーム)が、最後のホステス大会での恩返しを誓った。2017年に契約後、9年間一筋でここまで来た。そのヤマハが、ゴルフ用品事業から撤退すると発表したのは2月だった。

 「大会が今後どうなるのかはまだ分からないけど、私はヤマハ(契約プロ)として最後になる。ヤマハのスタッフさんたちが多分、違う部署に異動になる。これから大会があったとしても顔を合わせる機会が最後になるかもしれない。たくさんの方が集まっているこの大会で、いい恩返しができればいいなと思う」と決意を口にした。

 契約は今季いっぱい残っており、クラブ担当者もこれまで通りツアー会場に帯同している。「寂しさというか。(クラブ調整は)最後は人の手が入る。その人たちとのコミュニケーションだったりフィーリングでクラブができあがる。今まで長く一緒にやってきた人たちとこれから一緒にクラブを作っていけないことが一番寂しい」と思いを明かした。

 火曜日のプロアマ戦が悪天候のため中止になり、この日も雨が降り続けた。例年と比べてグリーンが重い。「このコースの速さを知っているから、自分の中で『この辺はこのぐらい』という感覚でやると、今日は2~3メートルショートしてしまった。今日の段階だとスピードはあまり出ていないので、ちょっと勇気を持たなきゃいけない」と警戒した。

 今季2戦目を迎える。2週前のVポイント×SMBCレディスは予選落ちだったが「調子はだいぶいい。ちょっと楽しみ」と笑顔を見せた。大会は2年連続10回目の出場で、08年の7位が最高。「日曜日に気持ち良く18番グリーンに上がっていきたいなっていうのが一番の目標。まずはしっかりと予選を通過したい。このコースでいいゴルフができると、手応えを持てる。アンダーパーを出せるようにしたい」。愛と感謝を胸に、4日間を戦い抜く。(高木 恵)

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