大岩龍一「スペアリブの赤ワイン煮込み」が得意 料理男子の28歳が3差9位発進 アジアンツアー


大岩龍一

大岩龍一

 ◆男子ゴルフ アジアンツアー インターナショナルシリーズジャパン 第1日(2日、千葉・カレドニアンGC=7116ヤード、パー71)

 第1ラウンドが行われ、国内ツアー1勝で昨季賞金ランク5位の大岩龍一(フリー)が5バーディー、1ボギーで4アンダーの67をマークし、首位と3打差の9位で発進した。

 気温10度、冷たい雨が降る午前7時20分にスタート。大岩は「朝めっちゃ寒くて眠くて、ちょっと体調も良くなかった。アイアンがいつもより15ヤードくらい飛んでなかったけど、それを軸に考えたら良くなってきた」と前半からバーディーを重ねた。

 15番パー4。残り185ヤードの第2打で向かい風が吹く中「いつもは200~205ヤード飛ぶ」という5アイアンで狙い、1・5メートルに寄せてバーディー先行。16番は残り約100ヤードから2メートルにつけて、2連続で伸ばした。

 28歳の大岩は、オフの取り組みを聞かれると「料理です!」と即答。毎日、自分でレシピを考えて自炊に励んでおり「得意料理はパスタ。15分で作って5分で食べ終わる。20分で食事が終わるから、最高っすよ!」とニヤけた。男子プロの細野勇策(三共グループ)に自宅でパスタを振る舞い「3人前を3~4分で『うまい、うまい!』と食べてた」と折り紙付きだ。

 料理歴は約1年。「ゴルフはあまり上達しないのでつらいけど、料理は上達した」と豪語する。昨年末は圧力鍋を購入し、前日は「スペアリブの赤ワイン煮込み」を作りあげた。料理の醍醐味について「ゴルフはどれだけ練習してもコントロールできない。料理はレシピ通りに作ればその味になるし、コントロールできる」と“名言”もさく裂した。

 この日の夜は「ステーキ肉を解凍してあるんで、何か作ります」と準備万端。試合中も自炊は欠かさず「僕が棄権したら、指切ったんでしょう。そうならないように気をつけます」と笑わせた。

 多くの海外勢が集うアジアンツアーだが、コースは自宅から車で20分と近く「地元なので、いつもの千葉のゴルフ場です」と戸惑いは全くない。優勝賞金36万ドル(約5750万円)の高額大会。「日本ツアーではないけど、賞金も大きい。そんなに調子は良くないけど、明日も落ち着いてちょっとずつ伸ばせたら」と見据えた。

 プロ7年目の昨季はカシオワールドオープンで初優勝。賞金王の可能性を残して迎えた日本シリーズJTカップは25位に沈んだが、同ランク5位で終えた。大岩は今季に向けて「早めに日本ツアー1勝したい」と意気込んだ。(星野 浩司)

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