菅楓華 4位後退も「まだ2打差。チャンスはある」 高校同級生の荒木優奈とV争い


1番グリーンでラインを読む菅楓華(カメラ・今西 淳)

1番グリーンでラインを読む菅楓華(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー ヤマハレディース 第3日(4日、静岡・葛城GC山名C=6501ヤード、パー72)

 首位で出た菅楓華(ニトリ)は2バーディー、2ボギーの72と伸ばせず、通算5アンダーの4位に後退した。「ナイスパーもあったし、バーディーチャンスも何回かあったけど、難しいラインについてしまった。今日はそういう日かなと思いながら、割り切って回っていた」と受け止めた。

 序盤のパー5で確実に伸ばした。3番で3メートル、5番で1メートルのチャンスを作り7アンダーに。このまま独走態勢を築くかと思われたが、続く6番でパーパットがカップに蹴られた。17番パー3ではグリーン右バンカーからのつま先上がりの第2打が寄らずボギーを喫した。

 全体的にショットが右に行く場面が目立った。「(球が)捕まらないことが多かった。体調が良すぎて振れすぎていて、タイミングがずれていた。でもショットがぶれている中で大きく崩れなかったことは明日につながる」と気持ちを切り替えた。

 宮崎・日章学園高の同級生、荒木優奈が首位に立った。菅の荒木評は「気の強さは女子プロの中でも一番。ボギーを打っても絶対に取り返す雰囲気が出ている。パッティングもすごく強気。気持ちが本当に強い。プレーのリズムもいいし、スイングが緩まない。振るし飛ぶ」

 周囲からライバルとして見られることが多い2人だが、いいプレーをした時は互いに「ナイス」とたたえ合う。「(荒木は)高校の時から強くて有名だった。ついて行こうという感じで刺激し合える仲。本当にいい関係だと思う」と笑顔で語った。

 開幕から4戦連続でトップ10を継続中。単独18位以上で年少3位での生涯獲得賞金2億円突破が決まる。「まだ2打差。このコースは何があるか分からないので、まだまだチャンスはある」。見据える先は、逆転での今季2勝目だ。(高木 恵)

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