悲鳴続出「手前に落ちたら全部、池」 ツアー史上最短98ヤードの“極近パー3”が登場…女子ゴルフ今季メジャー初戦、7日開幕・サロンパスカップ


サロンパスカップ、15番パー3のコース図イラスト

サロンパスカップ、15番パー3のコース図イラスト

 国内女子プロゴルフツアーの今季メジャー初戦、ワールドレディスサロンパスカップ(報知新聞社後援)は7日から4日間、茨城GC(6718ヤード、パー72)で行われる。今年は2023年以来3年ぶりの西コース開催。160ヤードだった15番パー3は62ヤードも短くなり、ツアー史上最短の98ヤードに設定された。超ショートホールに、5日の練習ラウンドでは池ポチャが続出し、選手から悲鳴が相次いだ。

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 メジャーの舞台に選手もビックリのスーパーショートホールが登場した。3年前は160ヤードだった15番パー3はツアー史上最短の98ヤードに変身を遂げた。1991、92年のミヤギテレビ杯(宮城・松島チサンCC)16番パー3の115ヤードを34年ぶりに更新した。3年前と比較し、約56・7メートルの62ヤード短くしたコースセッティングに、担当の茂木宏美(49)さんは「短いクラブでしっかりとスピンコントロールの技術を追求するため」と狙いを語った。

 大きく口を広げる池に向かってグリーン手前は傾斜になっており、芝は短く刈り込まれている。この日の練習ラウンド中、「あー」の悲鳴とともに、一度止まりかけた球が池に転がり落ちる場面が目立った。

 3年前と同じ160ヤードなら6、7アイアンあたりを選ぶところを、インコースを回った小祝さくら(28)=ニトリ=は、50度のウェッジを選択。結果は「しっかり池に入れた。ピンより手前に落ちたらバックスピンがかかって全部池という感じだった」と小祝。「ピンより奧に落として戻すというイメージを、しっかり持って�\x93たないと」と用心した。

 今季2勝の高橋彩華(27)=サーフビバレッジ=は「ビックリしました。マジかー。ウェッジじゃん、って」と目を丸くした。「普通のピン位置だと簡単になっちゃうから、とんでもない縁に切ってくるんじゃないかな」とイメージした。追い風が吹くことが多いホール。「フォローで手前5メートルに切られたら、ウェッジでもシビアになる。『距離が短いからここでバーディー』とはいかないと思っている」。54度か50度、風によってはピッチングウェッジも想定に入れている。

 

 2週連続優勝がかかる菅沼菜々(26)=あいおいニッセイ同和損保=は「風が吹いたらけっこうむずいかも」。初出場の平塚新夢(あむ、26)=Knomak=も「ティーアップをして100ヤード以下を打つことはあまりないので違和感がある」と警戒した。野球場の両翼よりも短い距離ながら、風とピン位置次第で格段に難易度は上がる。優勝争いの終盤で、ドラマを生むホールになりそうだ。(高木 恵)

 ◆女子プロゴルフツアー今季メジャー初戦 ▽ワールドレディスサロンパスカップ(7~10日、茨城GC)【主催】一般社団法人日本女子プロゴルフ協会、日本テレビ放送網株式会社【後援】公益財団法人日本ゴルフ協会、読売新聞社、報知新聞社、読売テレビ放送株式会社、茨城県、つくばみらい市、守谷市【 特別協賛】久光製薬株式会社【協力】茨城ゴルフ倶楽部、首都圏新都市鉄道株式会社

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