
13番、ティーショットを放つ荒木優奈(カメラ・渡辺 朋美)
◆女子プロゴルフツアー 今季メジャー初戦 報知新聞社後援 ワールドレディスサロンパスカップ 第2日(8日、茨城GC西C=6718ヤード、パー72)
首位と2打差2位から出た荒木優奈(Sky)は2バーディー、1ボギーの71と伸ばし、通算3アンダーで2位をキープした。トップの大久保柚季(加賀電子)とは2打差。風の強い午後組でのプレーも、耐えるゴルフで2位につけ「後半はショットが乱れて納得いくプレーではなかった。その中でも崩れることなく、最後まで安定したプレーができて良かった」と笑みを浮かべた。
4番で最初のバーディーを奪うと、7番では残り147ヤードの第2打で9アイアンを握り、ピン横1メートルにピタリ。「イメージ通り。良かったです」とうなずいた。98ヤードの15番パー3ではティーショットがグリーン奥へこぼれた。一度は58度ウェッジを握ったが、「地面が硬そうだった。ウェッジを持つとトップするかダフるかして下の段にいきそうだった」とパターを選択。大きなピンチもマネジメント力を生かし、パーをセーブした。
2週前のオープンウィークにはクラブを見直した。ドライバーをキャロウェイの「クアンタム◆◆◆マックス」に変更した。ボールをスピン量が多いものにチェンジしたこともあり、飛距離がやや落ちていたが改善。「打感が好きで、風に負けなくて前に飛んでくれる」と前週は2位、今週も上位争いの大きな助けとなっている。アイアンも同時期にライ角やロフト角を調整し、状態を上げている。
一気にクラブを調整することで、マイナスに働くリスクもあったが決断は速かった。開幕戦のダイキンオーキッドレディスでは予選落ち。続く台湾ホンハイレディースも49位と奮わず。「どうせ悪いから、変えて良い方向になってほしい」と地元・熊本で行われたKKT杯バンテリンレディス後にすぐさま調整したという。
大会最終日の10日は母の日。全試合に帯同し、いつも明るく接してくれる家族へメジャー初優勝を届けたい思いは強い。「ハッピーマザーズデーにできるように頑張りたい」と燃える。昨年の母の日は3万円ほどの美顔器をプレゼントした孝行娘。メジャー制覇へ「頑張りたいの一言。何が起きるかわからないコースセッティングで風も吹いたら大変。最後まで集中力を切らさずに頑張りたい」。2打差を追いかけ、ナンセッティングの週末を戦い抜く。

