
男子ゴルフシニアツアーのリョーマゴルフ日高村オープンに特別出場した須藤弥勒(右)は前巨人監督の原辰徳さん(中央)から激励を受け、感激した
◆男子ゴルフシニアツアー リョーマゴルフ日高村オープン 最終日(16日、高知・グリーンフィールGC、シニアの部=6807ヤード、女子プロの部=6227ヤード、ともにパー72)
高知・日高村とリョーマゴルフの共同主催で、日本初の「自治体主催プロゴルフツアー」として開催され、男子シニアと女子のプロが同時に戦う独自の競技形式で行われた。最終日は四国の中学生9人がプロと同組で特別参加し、ジュニアメジャー4冠を達成し「天才少女」と呼ばれる須藤弥勒(14)=高知・明徳義塾中3年/太陽自動車=も出場した。ホールアウト後、同大会にアマチュア選手として出場したプロ野球・前巨人監督の原辰徳さんから激励を受け「私も原さんのような超一流アスリートになりたい」と感激した様子で話した。
大会は、シニアツアー3年連続賞金王の宮本勝昌(シーミュージック)が66、67の通算11アンダーで優勝。原さんは83、76の通算15オーバーで73位だった。
14歳の弥勒にとって、有意義で刺激的な一日となった。18ホールのラウンドでは、シニアプロ、女子プロとプレー。ホールアウト後には、原さんと対面した。「原さんに『大変だろうけど、頑張ってね』と声をかけてもらい、とても、うれしかったです」と弥勒は笑顔で話した。
巨人の選手、監督としてプロ野球史に残る原さんの激励に弥勒は感動。「とてもオーラがありました。野球好きの父(憲一さん)に『原さんはお父さん(貢さん)に厳しく育てられ、超一流選手になった』と聞きました。今、私は明徳義塾で、三木逸子先生に指導していただいていますが、子供の頃から昨年まで父に鍛えられました。私も原さんのように超一流アスリートになれるように頑張ります」と意欲的に話した。
シニアツアーに特別参加し、貴重な経験を積んだ弥勒は、17日に高知・ツカイベイGCで行われる高知県ジュニア選手権に出場し、上位を目指す。
◆須藤 弥勒(すとう・みろく)2011年8月6日、群馬・太田市生まれ。14歳。1歳からゴルフを始め、東大出身の父・憲一さんの緻密な指導を受ける。17年に大会史上最年少で世界ジュニアに優勝。18年も連覇した。19年にマレーシア世界選手権、21年にキッズ世界選手権、22年6月にジュニア欧州選手権優勝し、ジュニアゴルフ界の4大メジャーを制覇。25年9月に群馬県・太田市内の公立中学校から高知・明徳義塾中に転校した。家族は父、元フィギュアスケート選手でピアニストの母みゆきさん、兄・桃太郎君、弟・文殊君。

