
2番、ティーショットを放つ細野勇策(カメラ・馬場 秀則)
◆報知新聞社後援 男子プロゴルフツアー メジャー初戦 日本プロ選手権センコーグループカップ 最終日(24日、滋賀・蒲生GC=6991ヤード、パー72)
23歳の細野勇策(三共グループ)が逃げ切り、メジャーで初優勝を飾った。日本勢としては1991年ダイドードリンコ静岡オープンの羽川豊以来35年ぶりのレフティーV。海外勢では2015年日本プロ選手のアダム・ブランド(豪州)、18年ミャンマー・オープンのポール・ピーターソン(米国)が勝っており、ツアー4人目となった。
1番パー5でグリーン右手前からチップインイーグルを奪ってスタート。2、3番でボギーが続いたが、4番からの3連続バーディーで流れを取り戻した。15番でティーショットを左の崖下まで曲げてピンチに陥ったが、パーをセーブ。左手でガッツポーズを作った。
過去8度の最終日最終組で、悔しい思いを繰り返してきた。昨年大会は3位で迎えるも9位。昨年のロピアフジサンケイクラシックでは、トップと2打差で迎えた16番パー3で池に4発入れて「11」をたたき、21位に沈んだ。今年の中日クラウンズでは、堀川未来夢に1打及ばす2位だった。「すごく悔しい思いをしているので、そろそろ頑張りたい」と意気込み臨んだ最終日で、勝ちきった。
◆細野 勇策(ほその・ゆうさく)2003年1月9日、山口・山陽小野田市生まれ。23歳。ルネサンス大阪高出身。生後2か月のときに心臓に先天性の病気が見つかり手術。野球を諦め6歳でゴルフを始めた。小学6年時に全国小学校選手権で優勝。21年にプロテスト合格、22年にツアーデビュー。昨年の賞金ランキングは19位。177センチ、74キロ。血液型O。
◆世界の主な左打ち選手 世界最高峰の米男子ツアーでは、2003年にマイク・ウェア(カナダ)がマスターズを左打ち選手で初制覇。フィル・ミケルソン(米国)は04、06、10年とマスターズを3度制し、05、21年全米プロ選手権、13年の全英オープンもV。12、14年のマスターズを勝ったバッバ・ワトソン(米国)らも有名。

