
笑顔でインタビューに答える政田夢乃
◆女子プロゴルフツアー リゾートトラストレディス第3日(30日、福島・グランディ那須白河GC=6500ヤード、パー72)
5打差18位からスタートした政田夢乃(なないろ生命)が1イーグル、5バーディー、1ボギーの66で回り、通算6アンダーとして、首位と2打差2位に急浮上した。プロ3年目で念願の初優勝のチャンスを迎えた。
15位からスタートした神谷そら(郵船ロジスティクス)が大会コース記録タイの65で回り、通算8アンダーで首位に立った。
政田、河本結(リコー)、韓国のイ・イェウォンが2打差2位で追う。
首位タイから出た佐久間朱莉(大東建託)はスコアをひとつ落として3打差の5位。同じく首位タイからスタートした都玲華(大東建託)は77と苦しみ、21位と大きく後退した。
ツアー屈指の人気を誇る25歳の政田が多くのギャラリーを沸かせた。11番パー4で残り95ヤードの第2打を48度のウェッジで直接、放り込むショットインイーグル。「抑えめに打ったら、ピン一直線にボールが飛んでいきました。入ったところは見えませんでしたが、ギャラリーの皆さんの歓声で(カップインが)分かりました」と政田は笑顔で会心の一打を振り返った。
第1日は76をたたき、77と大きく出遅れた。リゾートトラストレディスはほぼ毎年、会場が変わるため、グランディ那須白河GCでは19年ぶりの開催。「初日もショットの調子はそれほど悪いわけではなく、コースマネジメントのミスが多かった」と明かす。第2日以降、徐々にコースを攻略。第2日は68で15位に浮上。この日は66とさらに好スコアをマークして、首位と2打差で最終日を迎える。
この日、コースの最高気温は28度に達した。政田は北海道・札幌市出身だが、暑さを苦にしない。「ピンポジションが難しすぎて暑さは気になりませんでした。集中できていた、ということだと思います」と落ち着いて話した。
これまでトップ10は11回を数えるが、最高は2024年のNEC軽井沢72ゴルフの2位。あと一歩で優勝に届いていない。
「明日もこの調子で、1ホール、1ホールを集中して優勝できるように頑張ります」。政田は、柔らかな笑みと口調で、固い決意を明かした。

