【女子ゴルフ】神谷そら 史上4人目の連覇王手 「楽しく回れた」単独首位…今季最多7929人の観客魅了


9番、パーをセーブし笑顔を見せる神谷そら。初日6アンダー2位のスタートとなった (カメラ・豊田 秀一)

9番、パーをセーブし笑顔を見せる神谷そら。初日6アンダー2位のスタートとなった (カメラ・豊田 秀一)

◆女子プロゴルフツアー 住友生命レディス東海クラシック 第2日(19日、愛知・新南愛知CC美浜C=6565ヤード、パー72)

 昨年覇者の神谷そら(23)=郵船ロジスティクス=が2位で出て4バーディー、2ボギーの70で回り、通算8アンダーで単独首位に浮上した。23、24年の岩井明愛(あきえ、24)=ホンダ=以来、史上4人目の大会2連覇と1年ぶりの5勝目に王手をかけた。昨季年間女王の佐久間朱莉(23)=大東建託=、ツアー未勝利の山城奈々(32)=イチケン=が1打差の2位に続いた。

 今季最多7927人が詰めかけた中、神谷が単独首位に躍り出た。前回覇者とホステスプロとして臨む重圧で「吐きそうだった」と緊張した初日から一転、冷静にプレー。前半は2ボギーで後退したが、後半は12番と15番のパー5で確実に伸ばし、2度の連続バーディーで驚異的なV字回復。「すごい長い一日で疲れたけど、後半は最低限のことはできた」と安堵した。

 同じ最終組で入谷響が81、河本結が10番パー4で10打をたたくなど大荒れ。プレー進行が遅れ、1ラウンドに5時間以上を要したが「全体の流れが悪い中でも、結さんは笑っていられるメンタルが参考になった。楽しく回れた」。平常心が乱れやすい難しい状況に左右されず、後半で4つ伸ばす猛チャージを見せた。

 ホールアウト直後、大会恒例のドライビングコンテストで267・5ヤードを飛ばしたが、17歳アマの後藤あいに敗れ2位。それでも「若いっていいなと思った。今日一番いいスイングができた」と納得顔。飛ばし屋女王の称号は後輩に譲ったが、今大会のパーオン率は80・5%と高いショット精度で単独首位をとらえた。

 昨季は2勝を挙げたが、今季はトップ5に4度入りながらも勝利が遠い。史上4人目の連覇がかかる最終日へ「必死なので、考える余裕がない。全力でプレーしたい」。首位タイから1打差で制した1年前を再現し、逃げ切りで5勝目をつかむ。(星野 浩司)

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