【女子ゴルフ】木戸愛14年ぶりVならず「まだ何か足りないということ」2打及ばず2位


15番でパーセーブしてガッツポーズする木戸愛(カメラ・今西 淳)

15番でパーセーブしてガッツポーズする木戸愛(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン 最終日(27日、宮城・利府GC=6600ヤード、パー72)

 4位で出た木戸愛(日本ケアサプライ)は4バーディー、ボギーなしの68と伸ばして通算10アンダーで2位だった。ツアー制施行後最長ブランク優勝となる14年67日ぶりの勝利には2打及ばなかった。「自分のベストは尽くせた。自分のプレーに集中できていたし、それを最後の最後までやり抜けた。次に向かって頑張りたい」と気持ちを前に向けた。

 後半に桑木志帆と福山恵梨がボギーをたたき9アンダーにしたところで、木戸を含む3人が首位に並んだ。15番パー3でティーショットをグリーン右に外し、アプローチは5メートル近くショートするピンチに陥ったが「いい集中力で打てた。最後まで諦めない気持ちでプレーしていた」。パーパットをねじ込みセーブし、ガッツポーズが飛び出した。最終18番をバーディーで締め、今季3度目の2位で大会を終えた。

 東北高出身の木戸にとって、宮城は第二の故郷だ。ゴルフ部の川崎菊人監督が亡くなったのは21日。2007年に全国大会5連覇を達成した際のメンバーだった木戸は23日、練習後に仙台市内で営まれた通夜に参列。木戸と大江香織の呼びかけで、東北高出身の選手は今大会、喪章をつけてプレーした。「川崎先生は何度も、ミヤギテレビ杯に来て下さっていたので、つけてプレーしたかった」と思いを明かした。

 プレーオフの末に敗れたゴルフ5レディスから3週後、再びV争いを演じた。「優勝をつかめるように。まだ何か足りないということなので。そこを埋められるように、いい練習をしていきたい」。歩みを止めず、36歳のベテランは戦い続ける。(高木 恵)

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