
9アンダーでホールアウトした岩田寛(カメラ・高木 恵)
◆男子プロゴルフツアー ドラッグストア・コスモスカップ 第2日(2日、静岡・グランフィールズCC=7156ヤード、パー70)
第2ラウンドが行われ、5位で出たツアー通算8勝の岩田寛(45)=JCRファーマ=が1イーグル、6バーディー、3ボギーでこの日のベストスコア65をマークし、通算9アンダーでトップと1打差の2位に浮上した。同組の小平智(37)=Admiral=のスイングをヒントに好転したショットで、2年ぶりの複数回優勝へ向かう。2位から出た未勝利の勝亦悠斗(32)=コヤマ・ミライエ=が67で回り、10アンダーの単独首位に立った。
後半3番パー4。52度のウェッジを握った岩田は、125ヤードの第2打をカップに放り込んだ。目の覚めるようなショットインイーグルにバンザイで喜びを表現したが、ホールアウト後は、いつものシャイモード。「そんなに完璧じゃないです。普通です」とつぶやくように言った。
練習ラウンドをともにするなど、公私ともに仲が良い小平と予選で同組だった。開幕2日前の組み合わせ発表時、「小平智」の3文字を見た瞬間に突如いいイメージが湧いたという。意識を向けたのは小平の「インパクトの手の位置」だった。「スイングのヒントがあった。すぐには全部できないけど、いい方向に行っている気がする」
6月のBMW日本ツアー選手権森ビル杯に続く今季2勝目が見える位置で週末を迎える。「(大会の)盛り上げ方が分からない…」とうつむきつつ続けた。「見ていたら優勝争いって面白いと思うんですよ。それの一人になりたいなって」。進化中の45歳が、新規大会初代王者の座を射止める。(高木 恵)

