
今季2勝目へ単独首位に浮上した岩田寛(カメラ・高木 恵)
◆男子プロゴルフツアー ドラッグストア・コスモスカップ 第3日(3日、静岡・グランフィールズCC=7156ヤード、パー70)
第3ラウンドが行われ、2位で出たツアー8勝の45歳、岩田寛(JCRファーマ)が7バーディー、1ボギーの64と伸ばし、通算15アンダーで単独首位に浮上。後続に5打の差をつけ、6月のBMW日本ツアー選手権森ビル杯以来の今季2勝目に王手をかけた。
「ラッキーがあったり、ショットは昨日までの方がよかったり。いいものも悪いものもあった。練習したい」。ビッグスコアにも、不満の色がにじんだ。2番でスコアを伸ばし単独首位に立つと、10番で6メートル、11、12番で8メートル超を沈める3連続バーディーでリードを広げた。最後は奧からの2メートル半を決めきった。「長いパットはおまけみたいなもの。ラッキーです」。やはり笑顔はなかった。
バーディーを奪った14番パー5でフェアウェーへ運んだティーショットも「天ぷらです」。反省の言葉が次から次へと口をついた。ショットの感触がいいとは言えないなかで、スコアを伸ばした。一人旅に持ち込みながらも、頭の中はスイングのことでいっぱい。「一つずつ。いっぱい考えていたらイライラしますよ。打って、やっぱ違うなみたいな。こうじゃないな、また次やってあれでもない、みたいな感じ。ミスばっかりだった」
6月の国内メジャー、BMW日本ツアー選手権森ビル杯以来の今季2勝目がかかる。ツアー史上7人目となる45歳以降の年間複数回優勝をかけ、最終日を戦う。過去の達成者は杉原輝雄、青木功、尾崎将司、中嶋常幸、尾崎直道、藤田寛之と、そうそうたる顔ぶれが並ぶ。「恐れ多いですよ。レジェンドすぎます」と謙遜。「1回勝ったので、2勝目っていうのはあるけど、基本的にはやりたいことしかやりたくない」。独走態勢にも、やるべきことは変わらない。(高木 恵)

