【女子ゴルフ】”秋に強い”古江彩佳が単独首位発進 その理由は「調子をつかめている」&日本ならではの…


1番ティーショットを放ち打球の行方を追う古江彩佳。初日7アンダーで単独首位に立った(カメラ・今西 淳)

1番ティーショットを放ち打球の行方を追う古江彩佳。初日7アンダーで単独首位に立った(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー スタンレーレディスホンダ 第1日(9日、静岡・東名CC=6530ヤード、パー72)

 米ツアーを主戦場とする古江彩佳(26)=富士通=が9バーディー、2ボギーで7アンダーの65をマークし、国内ツアーで2年ぶりの単独首位発進を決めた。これまで国内全8勝を9~11月に挙げてきた「秋女」が実力を発揮。22年富士通レディース以来、4年ぶり9勝目を狙う。2打差2位に岩井明愛(あきえ、24)=ホンダ=、金沢志奈(31)=クレスコ=、木戸愛(36)=日本ケアサプライ=が並んだ。

 「(フル)エッティ~、ブラボー!」。古江がスコアを伸ばすたびに熱狂的ファンの声援がこだました。1番で5メートルを沈め、2、3番はともに約1メートルに絡めて3連続バーディー発進。前半だけで5つ伸ばし、後半14番は7メートルの強烈なスライスラインを読み切り、16番は60センチのベタピンで9つ目のバーディーを奪った。今季自己ベスト(団体戦除く)に並ぶ65に「久しぶりにビッグスコアを出せてうれしい」と笑みがこぼれた。

 “秋女”が本領発揮した。国内ツアー8勝は、全てシーズン終盤の9~11月にマーク。「序盤は自分の調子が分かりづらく、後半にだんだん調子をつかめている」と語るように、今季も2週前から4位、7位と上位安定の結果を残す。今週から新アイアンに変更し「フワッと一段高い球が打てて、曲がり幅も(想定内に)収まっている」。パーオン率94・4%は全体2位とショットの精度が光る。

 22年に米ツアーに主戦場を移したが、秋は日本ツアーに参戦するのが古江流だ。今季も今大会が自身国内5連戦の4戦目。海外とは違って長距離移動がなく疲労がたまりにくい。日本でコーチの父・芳浩さんとの練習時間も確保でき「いろいろ日本で調整できるので、帰ってくるのも大事だな」と実感を込めた。

 日本ならではのリフレッシュが効果てきめんで、9月にはカラオケで大好きな浜崎あゆみの「M」などヒット曲を振り付きで完コピ(完全コピー)熱唱。2週前には「一番の息抜き」と断言するディズニーランド&シーを満喫した。今週は静岡名物のうなぎも食べ「すっごい、おいしかった」と英気を養った。

 国内では24年日本女子オープン以来の首位発進。2位と2打差で臨む週末に向けて「また切り替えて、アンダーを目指して頑張りたい」。勝利の味を知る秋の季節に、4年ぶりとなる9勝目をつかむ。(星野 浩司)

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