【全米女子OP】美香、23位発進「雑念なくできた」


 ◆米女子プロゴルフツアーメジャー第3戦 ▽全米女子オープン第1日(7日、カリフォルニア・サンマーティン=コルデバレーGC)

 リオ五輪代表切符を争う最終決戦が開幕し、世界ランク45位の宮里美香(26)=NTTぷらら=は3バーディー、2ボギーで回り、71で23位と好発進した。同46位の渡辺彩香(22)=大東建託=は74で67位。同42位の大山志保(39)=大和ハウス工業=は、逆転での韓国代表入りを狙うイ・ボミ(27)=延田グループ=とともに76の106位と出遅れた。64で回った李ミリム(25)=韓国=が単独首位発進。

 宮里美がフェアウェーを外したのは2ホール、グリーンを外したのは3ホールだけ。「ショットは自信を持って打てた。雑念なくできた」と安定感のあるプレーに笑みをこぼした。リオ五輪出場への意欲は強いが「いかに平常心でいけるか」と今大会はあえて封印している。風が出てグリーンが乾き始めた後半は我慢の展開。バンカーにつかまった15番も、しっかり寄せてパーを拾うなど粘った。

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