男子プロゴルフツアーのフジサンケイクラシックは9月1日から4日間、山梨・富士桜CC(7524ヤード、パー71)で行われる。09、10年大会王者の石川遼(24)=カシオ=は30日、雨中でイン9ホールを練習ラウンド。前週のRIZAP・KBCオーガスタで7年ぶり2度目の完全優勝を果たしたが「もっと上の舞台で勝つために、しなければいけないことがたくさんある」と10月の米ツアー復帰を見据えさらなる進化を目指す。
2月に腰痛で米ツアーを離脱。国内復帰2戦目で結果を残したが「状態はまだまだ。出来としては50~60%。先週はほとんど自信ゼロから、やっと10~20%に上がったぐらい」と納得はしていない。予選ラウンドでは賞金ランク1位の谷原秀人(37)=国際スポーツ振興協会=、昨年大会王者で韓国の金庚泰(29)=新韓銀行=と同組。今大会は「嫌いなホールはない。むしろ全ホールが好き」と相性もいいだけに「スコアや順位よりガンガン攻めていくスタイルで戦う」と攻めのゴルフで自信を取り戻す。(勝田 成紀)