「68罰打」の上原彩子、ファンや関係者にブログで謝罪


2日目のラウンドに臨んだ上原彩子

2日目のラウンドに臨んだ上原彩子

 女子プロゴルフツアーの伊藤園レディスで、自身の勘違いにより「68罰打」を科され、予選落ちした上原彩子(32)=モスバーガー=が13日、自身のブログを更新し、ファンやスポンサー、関係者に謝罪した。

 11日に行われた伊藤園レディスの初日は大雨。フェアウェーがぬかるみ、ボールに泥が付きやすい状況だったため、競技委員会は「フェアウェーやカラーにある球は罰打なしで、ボールを拾い上げてふき、元の位置にリプレースできる」とするローカルルールを適用した。

 ところが上原は「ボールを拭いた後で1クラブ以内の範囲に置き直せる」と勘違い。2日目のラウンド直前に間違いに気付き自ら競技委員会に申告した。初日は1オーバーの73で回った上原だが、68罰打となり、スコアは女子ツアーでのワースト記録を更新する前代未聞の「141」となった。

 米ツアーを主戦場にしている上原は「今回の伊藤園レディスは推薦をいただいての出場でした。初日のラウンドは雨の為にスタート時間が2時間以上遅れ、追加ローカルルールとしてリフトアンドリプレースで行われました。しかし、しっかり確認をしないまま(主戦場のlpgaではリフトアンドクリーンの場合は1クラブ以内のプレイスで行っているので)今回も普段、海外で行っている方法と同じだと判断をしてしまい…ゴルフしてしまいました」と勘違いしてしまった理由を説明。「ペナルティーの数が凄く付くので競技を続行するか?という選択肢もありましたが、遠くから足を運んでくださったファンの皆さまに私のゴルフを観せずに帰ってもらう訳にはいかないと思い、2日目のラウンドも続行する事にしました」と続けた。

 そして、「推薦出場でこのような結果となってしまい大会関係者の皆さま、スポンサーさま、ファンの皆さま、その他の関係者の皆さま、大変ご迷惑をかけてしまい、申し訳ありませんでした。次からは何事も、しっかり確認してゴルフする事。教訓として来季に備えます」と今回のミスについて謝罪し、締めくくった。

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