イ・ボミ、2年連続の「メルセデス最優秀選手賞」に王手「最後はスマイルで」


 ◆報知新聞社後援 女子プロゴルフツアー・今季メジャー最終戦 LPGAツアー選手権リコー杯第3日(26日・宮崎CC=6448ヤード、パー72)

 第3ラウンドが行われ、2年連続の賞金女王を決めている韓国のイ・ボミが快挙達成に王手をかけた。

 まずは2年連続での「メルセデス最優秀選手賞」の受賞だ。女子ツアーでは各大会の成績(対象となるのは20位以上)に応じて成績ポイントを与えると同時に、ラウンド数もポイント換算して両方を合算し、最も多かった選手を同賞として表彰している。ボミは595Pでトップ。571Pで2位の笠が逆転するためには最低でも8位以内に入り、ボミが20位以下に終わることが条件だった。

 3日目を終え、ボミは通算2オーバーで17位。一方の笠は通算10オーバーで28位に沈んでいる。最終日にボミが大崩れした場合でも、笠が記録的な猛チャージを見せなければ、ボミが同賞を獲得することになりそうだ。

 また、最終日に1アンダー(71)より少ないスコアで回れば、女子ツアーの年間最少平均ストローク記録(70・1324)を更新する。「最終日は雨予報だけど、アンダーパーで回って最後はスマイルで終われるように頑張ります」と意欲を語った。首位は通算9アンダーでキム・ハヌル。2打差2位が申ジエ。

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