日本ゴルフ協会のナショナルチーム慰労会が13日、都内のホテルで行われ、ヘッドコーチ(HC)のガース・ジョーンズ氏(45)=豪州=は10月の国内メジャー、日本女子オープンをアマチュアで史上初めて制し、来年から米女子ツアーに参戦する畑岡奈紗(17)=茨城・ルネサンス高3年=の素質と活躍に太鼓判を押した。
畑岡は同オープン優勝で特別賞を受賞したが、日本女子プロゴルフ協会のセミナーのために欠席。ビデオメッセージで「来年、米ツアーでナショナルチームで学んだことを最大限生かして頑張ります。20年東京五輪の金メダルを目指します」などとコメントを寄せた。
元豪州代表コーチで昨年10月に就任したガースHCは今月、米最終予選会で畑岡をキャディーとして支えた。「奈紗は世界NO1になれる可能性のある選手。来年すぐではなく、少し時間を与えてください」と報道陣にお願いした。「しっかりスケジュールを立てて、オフも作って戦うことが大事になる」と来年、米ツアーに挑むまな弟子に助言を送った。(榎本 友一)