女子プロゴルフで2年連続賞金女王に輝いた韓国のイ・ボミ(28)が19日、ホームコースの兵庫・マスターズGCで祝賀コンペに参加した。
ラウンド後のパーティーでは、真っ赤なドレス姿で登場。「いつも愛してくれてありがとうございます」と壇上で感謝の言葉を述べると、100人超の参加者から大きな拍手を浴びた。
人気、実力、美貌、それに加えて愛想もいい。全てを兼ね備えたような韓流プロに、所属先である延田グループの延田久弐生社長は「ボミ選手はかわいくて、この小さな体で2年連続賞金女王になった。本当に欠点はありません」と褒めちぎった。でも、日本語が理解できなかったのか「ケッテン?」と首をかしげたボミ。28歳と結婚適齢期を迎え「そろそろ…?」と心配するファンも多いが、「結婚はしないから! ファンのみなさんも心配しないでね」と変わらぬ姿でいてくれそうだ。
ホステス大会のNOBUTAマスターズGCレディースは未勝利。「ここで優勝したい。(賞金女王争いは)しんどかったけど、今は幸せだったと思える。(3年連続でなれたら)最高です!」。20日は日本女子プロゴルフ協会の年間表彰式に出席予定。取材を終えると「お疲れ様でした~」と小さく両手を振ってコースを後にした。オフも大忙しだが、シーズンを終えても笑顔でゴルフ界を盛り上げる。