◆米男子プロゴルフツアー ェネシス・オープン第3日(18日、米カリフォルニア州リビエラCC)
第2ラウンド(R)の残りが行われ、松山英樹(24)=LEXUS=は前日の残り3ホールを3連続ボギーで80と落とし、通算6オーバーで今季初の予選落ちとなった。前日にプレーを終えていた石川遼(25)=カシオ=も9オーバーで予選落ち。日没で第3Rは1人も終えられず、10アンダーのダスティン・ジョンソン(32)=米国=が暫定首位。
2週前に優勝したフェニックス・オープンのような姿はなかった。昨年8月以来の予選落ちに終わった松山は「すべてがうまくいかなかった。ショットもパットも悪く、こういうスコアになっても仕方ない内容」と肩を落とした。
再開された7番は1・5メートルがカップに蹴られ、8、9番は第1打がバンカーにつかまった。「それにしても打ち過ぎ」と3連続ボギーに終わり、第2Rは9ボギーで80だった。昨年3月のキャデラック選手権の自己ワースト81に次ぐ、プロ転向後で2番目に悪いスコア。今季26R目にして初のオーバーパーをたたいた。
今季米ツアー6戦2勝、2位2度と絶好調の内容が一転し「悪い要因が何なのか原因を突き止めたい。早くどうにかしないといけない」と焦りものぞかせた。次戦3月2日開幕の世界選手権シリーズ、メキシコ選手権で巻き返しを図る。