英国ゴルフ協会(R&A)と日本ゴルフ協会が共催のセミナー「R&A サステナビリティ・セミナー 持続可能なゴルフコース管理・改造」が13日、神奈川県横浜市の横浜CCで行われた。
250人近くの関係者らが参加し、ゴルフコースの「サステナビリティ=持続可能性」をテーマにした講義に耳を傾けた。内容は、社会に対するゴルフの貢献やプレー環境が自然や資源に与える影響など広範囲にわたり、コース設計やメンテナンスにも話が及び、興味深いものとなった。
R&Aでアジア太平洋地区担当ディレクターを務めるドミニック・ウォール氏は「タイ、中国に続くセミナーの開催で、日本は世界で2番目のゴルフマーケットを誇るが、改めてゴルフが関心のある分野なんだと再認識した」とコメント。
テーマのサステナビリティについても言及し「日本にはすでにたくさんゴルフ場が存在するので、(次の)ニーズは(コース)改修になる。長さ(距離)だけを求めるのではなく、限られた長さの中でも面白いコースに改修を、という動きが出てくることを期待したい。欧米など世界で戦略的にやっていることを取り入れてもらえたら」と話した。