松山、通算2オーバーで54位→16位に浮上…池田、谷原は予選落ち


16位に浮上した松山英樹(ロイター)

16位に浮上した松山英樹(ロイター)

 ◆米男子プロゴルフツアー メジャー初戦 マスターズ第2日(7日、米ジョージア州オーガスタナショナルGC、7435ヤード=パー72)

 強風の中、予選ラウンドが終了した。54位で出た松山英樹(25)=LEXUS=が5バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの70で回り、通算2オーバーの16位へと浮上した。「(スコアについては)特に何もないです。いいプレーができれば予選は通る、悪かったら通らない。そこは気にしてなかったです」と日焼けした顔に、疲れの色を浮かべていた。

 26位スタートの昨季の日本ツアー賞金王・池田勇太(31)は2バーディー、7ボギーの77で7オーバーの54位で、1打及ばずに予選落ち。「前半からパットを決めきれないところが多くて。もう一つショット、パットともに乗れなかった。3度目ですけど、これだけ厳しいマスターズは初めて。良い経験になったと思う」と悔しさをかみしめた。

 10年ぶり2度目の出場の谷原秀人(38)=国際スポーツ振興協会=も、54位で出て1バーディー、6ボギー、1トリプルボギーの80と崩れ、12オーバーの84位で予選落ちした。10年前と同じ予選落ちに「やっぱり力不足。球筋も球の高さも同組のマキロイやラームを見たら飛ぶし、高い。完全にやられましたよ、悔しいですね。もう1回出直してこいってことでしょうね」と苦笑いした。

 米ツアー4勝のチャーリー・ホフマン(40)=米国=、セルヒオ・ガルシア(37)=スペイン=、トーマス・ピータース(25)=ベルギー=、リッキー・ファウラー(28)=米国=の4人が、4アンダーで首位に並んだ。

最新のカテゴリー記事