プロ通算85勝で5度賞金王に輝いた日本ゴルフツアー機構の青木功会長(74)=フリー=が、中日クラウンズ(27日開幕・名古屋GC和合C)に出場登録したことが17日、分かった。昨年3月に会長就任後、前回大会以来2度目のレギュラーツアー出場。03年サン・クロレラ・クラシック(36位)以来14年ぶりに予選を突破すれば、06年つるやオープンの杉原輝雄の68歳311日を抜き、最年長での決勝R進出となる。
74歳239日で出場すれば、自身が昨年大会で樹立したツアー最年長出場記録を更新する。昨年は右足に痛みを訴えて9番終了後に途中棄権し「ぶざまな姿になっちゃって悔しいね。また来年リベンジしたいね」と悔しがっていた。
同大会は尾崎将司と並んで歴代最多の5勝と好相性。年齢以下のスコアで回るエージシュートの期待もかかる。選手に寄り添う“現場主義”のレジェンドが、会長として掲げるスローガン「共に歩む」を実践する。